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F1デビューで初ポイントの平川亮、カタールとアブダビGPで再起用も?「サンパウロGP出場の可能性もあった」

  • 2026.11.6

先日のF1デビュー戦でいきなりポイントを獲得した平川亮。実は、メキシコに続いて次戦サンパウロGPにも出場する可能性があったようだ。

『GRANDE PRÊMIO』によれば、現在ハースのリザーブドライバーを務める彼は、サンパウロGPへの出場についてチームとの話し合いが行われていたことを明かしたという。

平川は前戦メキシコシティGPで、エステバン・オコンに代わって急遽F1デビュー。当初は金曜日のフリー走行1回目だけを担当する予定だったが、オコンがFP2を走った後、ハースはFP3以降の予選と決勝を平川に任せることを決めた。

わずかな準備期間で自身初のF1決勝に臨むと、13位でフィニッシュ。レース後に他車へペナルティが科されたことで10位へ繰り上がり、デビュー戦で1ポイントを手にした。

その後、ハースはオコンを2026年の残りレースでは起用しない方針を決定し、21歳のブラジル人ドライバーであるラファエウ・カマラを代役に据えた。

平川は、WEC最終戦が行われるモンツァでこう明かしているという。

「ハースとの話し合いはありました。電話を待たなければいけませんでしたが、チームはブラジル人ドライバーを選びました。その判断を尊重しています」

カマラはフェラーリの育成ドライバーで、2026年のFIA F2選手権をリードしている有望株。すでに2027年からハースのレギュラードライバーになることが決まっており、その昇格を前に母国サンパウロで一足早くF1デビューすることになった。

小松礼雄代表は、8月の旧型車テストでカマラの走りをすでに確認していたことも説明している。

一方、サンパウロGPに出場しないことで、平川は重要な一戦に臨めることになった。その日イタリアではFIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦モンツァ6時間レースが開催される。

平川はトヨタ8号車をセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレーと駆っており、ランキング2位のトヨタ7号車に17ポイント差をつけてドライバーズ選手権の首位に立っている。モンツァで5位以内に入れば、7号車の結果に関係なくタイトル獲得が決定。実現すれば、2022年、2023年に続く3度目のWEC世界王者となる。

もしサンパウロGPへの起用が決まっていれば、平川は世界タイトルの懸かったWEC最終戦を欠場することになっていた。

なお『GRANDE PRÊMIO』によれば、カマラはサンパウロに続いてラスベガスGPにも出場する可能性があるという。一方、カマラはF2の最終2大会に出場するため、同日程のカタールGPとアブダビGPでは平川が再びハースをドライブする可能性があると伝えられている。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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