1. トップ
  2. グルメ
  3. マクドナルド「マックリブ」にリブ肉なし?米国で集団訴訟

マクドナルド「マックリブ」にリブ肉なし?米国で集団訴訟

  • 2026.11.6

マクドナルドのポークサンド「マックリブ」に、商品名に含まれる「リブ(あばら肉)」が使われていないとして、客が起こした集団訴訟で、米シカゴの連邦地裁がマクドナルド側による訴えの却下請求を一部退けた。審理が継続されることになり、アメリカで話題になっている。(フロントロウ編集部)

形はあばら骨、中身は?

訴えを起こしたのは、カリフォルニア州、ニューヨーク州、イリノイ州、ワシントンD.C.に住む4人の客。2025年12月に提訴した。

訴状によると、マックリブのパティはスペアリブを模した形に加工されているにもかかわらず、リブ肉は一切使われていないという。原告側は、代わりに肩肉や心臓、胃袋などの比較的安価な部位をひき肉にして成形していると主張。商品名に含まれる「リブ」という言葉についても、「意図的なごまかし」だと批判している。リブ肉は脂がのって風味が豊かで、比較的高価な部位であることから、実際の原材料を知っていれば購入しなかったか、もっと安い価格でなければ購入しなかったというのが原告側の言い分だ。

これに対し、マクドナルドは「事実をねじ曲げており、多くの主張は不正確」と反論。マックリブには「米国の農家や仕入れ先から調達した豚肉を100%使用している」と説明し、心臓や胃袋は使用していないと否定している。

判事が訴えを却下しなかった理由

米現地時間10月30日、エイプリル・ペリー判事は、消費者を欺く行為、詐欺、不当利得に関する3つの請求について、審理を継続する判断を下した。残る5つの請求は退けたものの、訴訟全体の却下を求めたマクドナルド側の主張は認められなかった。

判断の根拠となったのが、原告側が提出したアンケート調査だ。米Fox Businessによると、回答者の72%がマックリブにはリブ肉が使われていると思っていたと回答。また、67%がリブ肉の使用は購入を判断するうえで「重要」または「とても重要」だと答えた。判事は、消費者がリブ肉を使用した商品だと期待することが不合理だとは、現段階では判断できないとした。

マクドナルド側は、商標登録された商品名であるため問題はないとも主張していた。しかし判事は、マックチキンやエッグマックマフィンのように、原材料を示す名前の商品がほかにもあると指摘し、この主張も退けた。

ただし、今回の判断は、マクドナルドの広告が虚偽だったと認定したものではない。

日本でも2001年から期間限定で登場

マックリブは1981年にアメリカで登場し、期間限定で復活を繰り返しながら、根強いファンを獲得してきた。日本でも2001年4月に初めて期間限定で販売され、2011年9月30日には「ダブル マックリブ」とともに3年ぶりに再登場。この時点で7回目の販売となった。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ