1. トップ
  2. エピソード
  3. 「お金のことで信用できないまま一緒には暮らせない」私の財布から黙って現金を取る同棲中の彼。繰り返される行為に私が決断したこと

「お金のことで信用できないまま一緒には暮らせない」私の財布から黙って現金を取る同棲中の彼。繰り返される行為に私が決断したこと

  • 2026.11.6
「お金のことで信用できないまま一緒には暮らせない」私の財布から黙って現金を取る同棲中の彼。繰り返される行為に私が決断したこと

いつの間にか私が払うのが当たり前に

3年前、私は付き合っていた彼と同棲していました。

暮らし始めたころは、家賃も外食代もほとんど彼が払ってくれていました。

頼りになる人だと思っていたのですが、同棲を続けるうちに少しずつ様子が変わっていきました。

「クレジットカード、今は持ってないんだよね」

「電子マネーにもお金入ってないし、払っといて」

出前を頼んだときも、現金しか使えない定食屋に入ったときも、そんな理由で私が支払うことが増えていったのです。

最初は気にしていませんでしたが、いつの間にか私が払うのが当たり前になっていました。

そんなある朝のことです。

出かける準備をしていた私は、玄関の棚に置いていた財布を開きました。

すると、入れておいたはずのお札がなくなっていたのです。

ちょうど彼はスーツ姿で靴を履いているところでした。

「ねえ、私の財布のお金、知らない?」

すると彼は、特に慌てる様子もなく答えました。

「ああ、ちょっと借りた。銀行に寄る暇なかったから」

「えっ、勝手に取ったの?」

「あとで返すって。もう行かなきゃ」

「いや、そういうことじゃなくて……」

私が言い終わる前に、彼は出ていってしまいました。

一言もなく財布からお金を取られたことが、何よりショックでした。

しかも、それは一度きりではありませんでした。

その後も財布からお金がなくなることがあり、彼に聞いても「あとで返すから」と言うばかり。結局、返してもらえないままでした。

メモ帳を見せた夜、彼の態度が変わった

このまま曖昧にしておくのは嫌だと思い、私は財布からお金がなくなった日付と金額をメモ帳に書き留めるようになりました。

そんなころ、部屋の更新書類が届きました。

書類を見ながら、私はこの先も彼と一緒に暮らしていくのか、改めて考えました。

財布から勝手にお金を取られ、返してほしいと言っても返してもらえない。

そんな相手と、これからも生活を続けていけるのだろうか。

そう考えると、もう以前のように彼を信用することはできませんでした。

ある夜、夕食を終えたあと、私はダイニングのテーブルにメモ帳を広げました。

向かいに座っていた彼が、不思議そうに聞いてきました。

「何それ、家計簿?」

「違うよ。私の財布から取ったお金の記録」

「え?」

「いつ、いくらなくなったか書いてある。まだ返してもらってないよね」

彼はメモ帳に目を落としました。

「いや、だから返すって言ってるじゃん」

「それ、何回も聞いたよ。いつ返してくれるの?」

「……今すぐは無理だけど」

「じゃあ、いつなら返せるの?」

彼は答えませんでした。

私は少し間を置いてから、続けました。

「部屋の更新書類が届いて、いろいろ考えたんだけどさ」

「何を?」

「これ以上、お金のことで信用できないまま一緒には暮らせない」

彼は顔を上げました。

「え、どういうこと?」

「もう同棲は終わりにしたい。別々に暮らそう」

「……本気で言ってる?」

「うん。もう決めた」

彼はしばらく黙っていました。

私もそれ以上は何も言わず、彼の返事を待ちました。

結局、彼は小さくうなずいただけでした。

その週のうちに、彼は荷物をまとめて部屋を出ていきました。

結局、抜かれたお金は返ってきませんでした。

それでも、もう勝手に財布を触られる心配がなくなったことに、ほっとしました。

静かになった部屋でメモ帳を閉じながら、もっと早く自分の気持ちを伝えればよかったと思いました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ