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【MLB】マリナーズのカンズラー新監督、聡明さとユーモアで地元メディアの心掴む 「名前を口にしてはいけないあのチーム」と天敵アストロズにジョーク

  • 2026.11.5
マリナーズのジェイソン・カンズラー新監督(C)Getty Images
SPREAD : マリナーズのジェイソン・カンズラー新監督(C)Getty Images

マリナーズの新監督に就任したジェイソン・カンズラー氏が4日(日本時間5日)、本拠地T-モバイルパークで就任会見に臨んだ。
36歳の新指揮官は、かつてコーチを務めたアストロズをめぐるジョークで会場を沸かせたほか、選手との向き合い方やチームづくりについても明快に説明。地元メディアが聡明な受け答えに好印象を抱いている。

■「前任者とは対照的だ」

会見では、シアトルの印象について「名前を口にしてはいけないあのチームにいた頃……ここに来たことを懐かしく思い出す」とコメント。『ハリー・ポッター』シリーズに登場する闇の魔法使いヴォルデモートが「名前を言ってはいけないあの人」と呼ばれることをもじった“アストロズジョーク”で会場の笑いを誘った。
本拠地T-モバイルパークの雰囲気については「エレクトリック」と表現。「このチーム、この街とともに稲妻に乗って進んでいきたい」と強い意気込みを見せた。
地元メディア『シアトル・スポーツ』は、カンズラー新監督の発言がファンの心を掴んだと紹介。『シアトル・タイムズ』も、前任のダン・ウィルソン監督とは対照的な明快な受け答えが好印象を残したと伝えている。

■心理学専攻、高校教師を経て指導者の道へ

カンズラー氏は米バッファロー大学で心理学を専攻し、2013年に卒業。ツインズ傘下で外野手としてプレーした後、ヒューストン郊外の高校で物理と化学を教えた。19年にアストロズ傘下の打撃コーチとして指導者の道に進み、22年にメジャーのコーチングスタッフへ昇格。ワールドシリーズ制覇も経験した。24年から26年まではカブスの選手育成部門を統括するなど、様々な経歴を持つ。
会見では、教師としての経験を指導にも生かし、選手との信頼関係や明確で簡潔なコミュニケーションを重視する考えを示した。選手とはまず一人の人間として向き合い、対話を通じて成長を促す姿勢を強調。選手に責任を求めるには、何に責任を負うのかを明確に伝えることが欠かせないと説明した。
メジャーで指揮を執るのは初めてのカンズラー新監督。心理学や教育現場での経験、選手育成の知見を新天地でどのように生かすのか注目される。

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