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「決まりは決まりなのよね」ゴミ置き場の設置時間にうるさい近所の女性。自分の当番を忘れた朝、私がかけた言葉

  • 2026.11.6
「決まりは決まりなのよね」ゴミ置き場の設置時間にうるさい近所の女性。自分の当番を忘れた朝、私がかけた言葉

腕時計を指さす近所の女性

私の住む地域では、ゴミ置き場の準備と片付けを、利用する住民が交代で担当しています。

私の当番が終わると、次は近所に住む年上の女性が担当することになっていました。

収集日の朝は、決められた時間までに折りたたみ式のネットボックスを広げておく必要があります。

ところが、私が担当していたとき、朝の家事に手間取って、設置が5分ほど遅れてしまうことが何度かありました。

ある朝、急いでネットボックスを広げていると、例の女性が近づいてきました。

そして、腕時計を指さしながら一言。

「出てないけど?」

その言い方には、どこか嫌味が感じられました。

「すみません、すぐ広げます」

私は頭を下げ、急いで作業を続けました。

確かに、時間に遅れたのは私が悪いです。ただ、もう少し普通に言ってくれてもいいのに、と思いました。

それからというもの、女性は決められた時間になると、ゴミ置き場の前に姿を見せるようになりました。

少しでも設置が遅れると、近くに人がいても聞こえる声で言うのです。

「決まりは決まりなのよね」

「私なら、遅れたことなんてないわよ」

注意されるのは仕方ないと思いつつも、毎回そこまで言わなくても……と、気が重くなっていました。

今度は女性が当番を忘れてしまい…

やがて私の当番が終わり、次はその女性が設置を担当することになりました。

ある収集日の朝、私がゴミ袋を持って行くと、ゴミ置き場はまだたたまれたままでした。

近所の人たちも、ゴミ袋を持って困った様子で立っています。

「今日、収集日よね?」

「誰の担当だったかしら」

そこへ、例の女性が慌てて走ってきました。髪も整えておらず、足元はサンダルです。

「やだ、今日だった…」

どうやら、設置するのをすっかり忘れていたようです。

私はゴミ袋を足元に置き、先にネットボックスを広げ始めました。

女性は私を見ると、少し身構えたような表情になりました。

その様子を見て、私は以前、自分が5分ほど遅れたときのことを思い出しました。

そして、ネットを整えながら穏やかに言いました。

「5分くらい、誰にでもありますよね」

女性は一瞬口を開きましたが、何も言いません。

近所の人たちも、ゴミ袋を置きながらうなずきました。

「そうそう、お互いさまよ」

女性は顔を赤くし、気まずそうにうつむいていました。

私はそれ以上、何も言いませんでした。

その後、女性と顔を合わせても、以前のような嫌味を言われることはなくなりました。

あの朝、言い返したい気持ちがなかったわけではありません。それでも、相手を責めずに伝えられたことで、私自身も少し気持ちが晴れたのでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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