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【キッチン実例&カタログ】デザインと温もりが交差する、個性派ヴィンテージ

  • 2026.11.5
Romain Ricard

ベルギーのフランドル地方の山あいに立つ、ひなびた牧場とファームハウスを相続した現オーナー。一族の伝統を尊重しつつ上品なアメリカンヴィンテージテイストを取り入れた空間に一新したいと願い、インテリアデザイナーのフィリップ・ドゥマイヤーに改装を依頼した。『エル・デコ』2026年10月号より

Romain Ricard

野趣あふれる牧場を大胆にリノベーション

ドゥマイヤーはリノベーションの第一歩として屋内の仕切りを可能な限り撤去し、床までの大きな窓を設けることで空間に新たな開放感をもたらした。

<写真>雑多な要素を詰め込みながらも、木材による縦横の直線で統一感をもたらしたキッチン。

Romain Ricard

続いてこの家の主役となるダイニングとつながるキッチンに着手。天井は古い梁をあえてむき出しに、割竹をアクセントにしたアジア風の収納キャビネットやパッチワーク風の武骨な銅のペンダントランプと多彩な要素を盛り込んだ。木材をメインとした手仕事の温もりが、それらをひとつにまとめている。壁に並ぶ木製スプーンは土地に受け継がれてきた暮らしを連想させ、改装後も牧場として機能するこの場所らしいアイテムと言える。「時を経るごとに味わいを増す家を」という家主の希望通り、次世代につながる夢の空間が誕生した。

<写真>隣接するダイニングは圧倒的な存在感を放つアカシアの古木を中心に、ブリュッセル在住のデザイナー、セッペ・ドンブレヒトのウッドスツールを配置。手前の開口部は奥のアーチと呼応する。弧の周囲には鏡を張り、明るさと共に騙し絵のような視覚効果が。

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OLD-WORLD Charm

味わいをまとう、ヴィンテージライクなプロダクトはキッチンに深みを増す。

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ラウラリビング

職人が手作業で仕上げたドイツ発のラウラリビングのボード。

「チョッピングボードW45」¥19,800/リビング・モティーフ

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プジョーミル

プロから支持されるフランス発のプジョーミル。象徴的なレッドが空間を華やかにする。

“パリユーセレクト レッドパッション ペッパーミル 22cm” ¥15,400/プジョーミル公式オンラインショップ

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ラルフ ローレン ホーム

英国の陶器メーカー、「バーレイ」と「ラルフ ローレン ホーム」がコラボ。ヴィンテージライクな花柄が魅力。

“ガーデン ヴァイン ディナー プレート” ¥7,150/ラルフ ローレン

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サンルイ

細いステムと鮮やかなボウルが美しい、「サンルイ」の名作グラス。

“アマデウス ホックグラス レッド” ¥53,900/エルメスジャポン

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ザ・コンランショップ

カニや魚など、刺繍が愛らしいクラシカルなナプキン。

“モチーフナプキン”各 ¥3,080/ザ・コンランショップ

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グローエ

無駄をそぎ落としたフォルムで使いやすさも追求した、スタイリッシュなキッチン用水栓。

“エッセンス シングルレバーキッチン混合栓” ¥114,510/グローエジャパン

Original Text:ELEN POUHAËR

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『エル・デコ』2026年10月号

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