1. トップ
  2. マンガ
  3. 【漫画】「ゴミはそのままにしとけよ」とテーブルを散らかして帰る父親。大声で呼び止めると、両親が硬直した

【漫画】「ゴミはそのままにしとけよ」とテーブルを散らかして帰る父親。大声で呼び止めると、両親が硬直した

  • 2026.11.6
【漫画】「ゴミはそのままにしとけよ」とテーブルを散らかして帰る父親。大声で呼び止めると、両親が硬直した

席を探す僕の目の前で帰り支度を始めた家族

父親は子どもに聞かれても、散らかしたテーブルを放置しました

休日の昼どき、フードコートは家族連れのお客さんでほぼ満席でした。

三十代の僕は、丼の昼ごはんを載せたお盆を手に、空いた席を探してうろうろしていました。

目の前のテーブルで、四人家族が食べ終えて立ち上がりました。

父親と母親、それに幼い子どもが二人です。ほっとして近づく僕の前で、家族は帰り支度を始めました。

テーブルには、空の容器や飲み残しのカップがトレイごと残ったままです。

母親はバッグを肩にかけ、父親は子どもの手を引いて歩き出しました。

このフードコートは、食べ終えたら自分で食器やトレイを返却口へ戻す決まりです。後ろで子どもが『いいの?』と小さな声で聞くと、父親は子どもの手を引いたまま、軽く手を上げて答えました。

「ゴミはそのままにしとけよ。」

僕は席が片付かず、注意すれば揉めそうで動けずにいました

母親は気にする様子もなく、先に出口のほうへ歩いていきます。席を待つ僕の姿は目に入っているはずなのに、誰もこちらを見ようとしませんでした。

周りの席はすべて埋まっていて、このテーブルが片付かなければ、僕は食事を始められません。

「片付けてください」と声をかけても、言い返されたり、聞こえないふりをされたりするかもしれません。

父親は、立ちつくす僕の横を通りながら、子どもを急かしました。

「ほら、もう行くぞ。」

腹の底が熱くなりましたが、正面から注意しても通じそうにありません。僕は何か別のやり方はないかと考えました。

フードコート中に響かせた僕の声

僕はフードコート全体に響く声で、家族を呼び止めました

このまま行かせたくありません。

僕はお盆を片手に持ったまま、家族の背中へ向かって、思い切り息を吸いました。少し離れた場所にいる家族にも届くよう、いつもより大きな声を出しました。

「そこの方!お忘れ物ですよ!」

声が響くと、「えっ?」と足を止めた父親が振り返り、自分たちのテーブルを見ます。

そこには、食べ終えた容器とカップが残されたまま。突然の大声に驚いた周りの客たちも、家族のほうへ視線を向けていました。

父親は赤い顔で謝り、両親でテーブルを片付けました

父親の顔は、あっという間に真っ赤になりました。隣の母親も口を開けたまま、その場から動けません。子どもたちは、そんな二人を不思議そうに見上げています。

周囲の視線が集まっていることに気づいたのか、父親は気まずそうに目を伏せました。

「す、すみません。片付けます。」

父親は小さな声で言うと、母親とテーブルへ戻り、残された容器とカップを片付け、トレイを返却口へ運びました。二人とも、周りと目を合わせないまま下を向いています。

「ありがとうございます。」

僕は軽く会釈して、片付いたテーブルにお盆を置きました。家族は子どもの手を引き、足早に出口へ向かいます。大声を出した胸はまだ高鳴っていて、少し恥ずかしくもありましたが、座れた席で、ようやく息をつけました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ