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「次に会った時でいい?」立て替えた六千円を返さないいとこ。二度会っても精算されず、届いたメッセージに唖然

  • 2026.11.5

後回しにされた立て替え

ある秋の日、同い年のいとこと日帰りで出かけました。

交通費と昼ごはん代は最後にまとめて分けることにして、その場では私が支払いを引き受けました。

いとこは財布を出さず、笑いながら言いました。

「あとで精算な」

帰宅してレシートを確認すると、合計は一万二千円。

いとこの負担分は六千円でした。

金額をメッセージで伝えると、すぐに返事が届きました。

「次に会った時でいい?」

急いで必要なお金でもなかったので、私は了承しました。

ところがその後、親戚の集まりで二回顔を合わせても、いとこから精算の話は出ません。

親戚の前でお金の話をするのも気が引けて、帰宅後に改めてメッセージを送りました。

「旅行の六千円、そろそろいいかな」

その夜、自分の部屋で届いた返信を読んだ私は、思わず画面を見直しました。

「この前のお土産と差し引きだと思っていた」

いとこが言っているお土産とは、旅行とは別の日に持ってきてくれたお菓子のことです。

もちろん、立て替えたお金と相殺する約束などしていません。

お土産をもらったのは確かですが、それで六千円を払わなくていいという話になるとは思いませんでした。

居間で出したレシート

次の親戚の集まりは、昼に叔母の家で開かれました。

居間には親戚がそろい、座卓を囲んで話していました。

話題が先日の日帰り旅行になると、いとこが身を乗り出しました。

そして私のほうを見て、みんなに聞こえる声で言ったのです。

「この前の旅行の分は、お土産でチャラだもんね」

親戚たちの視線が私に集まりました。

お土産をもらった手前、お金の話を持ち出すのは気まずいものです。それでも、ここで何も言わなければ、精算が済んだことになってしまいます。

私は財布から、あの日のレシートを取り出しました。

「お土産をもらったのは、別の日だよね」

いとこの表情が少し変わりました。

私はレシートに目を落とし、続けました。

「旅行の立て替えは六千円。お土産と交換する話はしてないよ」

「いや、だからさ。お土産だって安くなかったし…」

いとこが言いかけたところで、母親である叔母が湯のみを置き、首をかしげました。

「それは別の話でしょ。立て替えてもらったお金は、ちゃんと払いなさい」

いとこは口を開けたまま、言葉に詰まりました。

周りの親戚を見回しましたが、みんな黙ってうなずいています。いとこは目を伏せ、それ以上は何も言い返しませんでした。

翌日、いとこから六千円が振り込まれました。

それ以来、私は誰かと出かけたとき、帰り道でレシートを広げて金額を確認するようにしています。

親しい間柄でも、お金の精算は後回しにしないほうがいい。そう感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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