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「毎日だとこっちもつらいのよ」生後5か月の赤ちゃんを抱え、何度も謝る私。隣のおばあさんが見かねて伝えたこと

  • 2026.11.5

お風呂のたびに響く床の音

私はアパートの1階で、夫と生後5か月の赤ちゃんと暮らしています。

夫と交代で赤ちゃんをあやしながら、慣れない育児に追われる毎日。

特に気をつかっていたのが、お風呂の時間でした。

うちの子は機嫌のいいタイミングを逃すと、お風呂に入る前から大泣きしてしまいます。

浴室は声が響きやすいので、近所に迷惑をかけていないか、いつも気になっていました。

そんなある日から、赤ちゃんが泣きだすと、上の階からドンドンと床を踏み鳴らすような音が聞こえるようになったのです。

最初は偶然かと思いました。でも、赤ちゃんが泣くたびに同じような音がするので、泣き声への苦情なのではないかと感じていました。

ある日の昼、赤ちゃんを抱っこひもで抱いて帰宅すると、階段の下で上の階の人と顔を合わせました。

私は気になっていたこともあり、先に頭を下げました。

「いつも赤ちゃんがうるさくして、すみません」

すると、その人はため息をついて言いました。

「赤ちゃんの声、毎日うるさいのよ」

「すみません。なるべく早くあやすようにはしているんですが……」

「もう少し、なんとかならないの?こっちも困ってるのよ」

「はい…。本当にすみません」

それ以上は何も言えず、私はもう一度頭を下げました。

その夜も、お風呂で赤ちゃんが泣きだすと、上からドンドンと音が響いてきました。

迷惑をかけているのは申し訳ない。でも、まだ5か月の赤ちゃんに泣かないでと言っても、どうにもなりません。

毎日こんな状態が続くのかと思うと、私まで泣きたくなりました。

隣のおばあさんが伝えてくれたこと

それから別の日の昼、また階段の下で上の階の人に呼び止められました。

「ちょっといい?昨日の夜も、結構うるさかったわよ」

「すみません。お風呂のときに泣いてしまって…」

「それは分かるけど、毎日だとこっちもつらいのよ」

「はい…。気をつけます」

そう答えたものの、どうすればいいのか分かりませんでした。赤ちゃんを抱いたまま、何度も謝るしかありません。

すると、隣の部屋の扉が開き、そこに住むおばあさんが出てきました。

「あの、ちょっといいかしら」

上の階の人が振り向くと、おばあさんは穏やかな口調で話し始めました。

「赤ちゃんは、どうしても泣いちゃうことがあるでしょう」

そして、少し間を置いて続けました。

「それにね、上からドンドンって音がするの、うちにも聞こえてるのよ。あの音も結構響くの」

上の階の人は、少し驚いたような顔をしていました。

「泣き声が気になるのは分かるけど、床を鳴らすのもやめてほしいわ。この人も、こうして謝ってるんだし」

上の階の人は何か言いかけましたが、結局、何も言いませんでした。少し気まずそうに目をそらすと、そのまま階段を上がっていきました。

私も突然のことで驚いていましたが、おばあさんに向き直ってお礼を言いました。

「ありがとうございます。助かりました…」

すると、おばあさんは赤ちゃんの小さな手をそっと握り、笑顔で言いました。

「大きくなるのは、あっという間よ」

その日から、上の階から床を鳴らすような音は聞こえなくなりました。

もちろん、今でも赤ちゃんの泣き声には気をつかっています。それでも、あのときおばあさんが声をかけてくれたことで、少し気持ちが楽になりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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