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「子ども同士のことだし」娘の友達が時計を壊したのに謝罪しない母親。練習帰りに娘から言われた一言で態度が一変

  • 2026.11.5
「子ども同士のことだし」娘の友達が時計を壊したのに謝罪しない母親。練習帰りに娘から言われた一言で態度が一変

玄関で割れてしまった時計

娘が小学生だったころ、バスケットボールクラブに仲のよい女の子がいました。

練習のない日には、ふたりでよく遊んでいました。

ある日の午後、その女の子がわが家に遊びに来ました。

ふたりは玄関で小さめのボールを投げ合い、楽しそうにはしゃいでいました。

そのとき、ガシャンと大きな音がしました。

女の子が投げたボールが壁にかけていた時計に当たり、床に落ちてガラスが割れてしまったのです。

「ごめんなさい!」

女の子は青ざめた顔で、すぐに謝ってくれました。

「大丈夫だよ。けがはなかった?」

「うん……ごめんなさい」

時計が壊れたのは残念でしたが、ふたりにけががなかったことにほっとしました。

帰り際、女の子はもう一度謝り、こう言いました。

「ママにもちゃんと話して、謝ってもらうね」

「うん、ありがとう」

ところが、その日は女の子の母親から何の連絡もありませんでした。

もちろん、子どもがしたことなので責めるつもりはありません。

ただ、時計が壊れたことについて、一言くらいあってもいいのではないかと思いました。

謝ろうとしない母親に、娘が言った一言

次のクラブの練習日。夕方、体育館へ娘を迎えに行くと、女の子の母親がいました。

私は少し迷いましたが、声をかけることにしました。

「この前、うちで時計が割れたんですけど、お話聞いてますか?」

「ああ、聞いてます。けがはなかったんですよね?」

「はい、けがはなかったです。ただ、時計は壊れてしまって……」

すると母親は、少し困ったように笑いました。

「まあ、子ども同士のことだし。ふたりで遊んでたんですよね?」

「そうなんですけど、物が壊れたので、一応お伝えしておこうと思って」

「そうですか……」

母親はそれ以上、何も言いませんでした。

確かに、ふたりで遊んでいたときの出来事です。でも、女の子自身はきちんと謝ってくれたのに、母親から謝罪の言葉がないことが引っかかりました。

どう話を続けようか迷っていると、練習を終えた女の子が体育館から出てきました。

私たちを見つけると、母親に駆け寄ってきました。

「ママ、時計のこと、ちゃんと謝った?」

「えっ?」

母親は驚いたように女の子を見ました。

「わたし、ちゃんと謝ってほしいって言ったよね」

そう言われた母親は、一瞬黙ってしまいました。

女の子は母親の顔をじっと見つめています。

母親は少し気まずそうな表情になり、私に向き直りました。

「……すみません。娘から聞いてたのに、連絡もしなくて」

「いえ、けががなかったのはよかったんですけどね」

「本当にすみませんでした」

母親は頭を下げ、女の子と一緒に帰っていきました。

私も、ようやく少し気持ちが落ち着きました。

その後も女の子は、変わらずわが家に遊びに来ています。

「この前は、ママにもちゃんと伝えてくれてありがとうね」

そう声をかけると、女の子は照れくさそうに笑いました。

母親とは今もあいさつを交わす程度の付き合いですが、子ども同士の仲は変わっていません。

わが家の玄関には、今は新しい時計がかかっています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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