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「掃除なんて、気づいた人がやればいいでしょ」ゴミ置き場の当番を一度も守らない住人。だが、近所の人が当番表を見せると

  • 2026.11.4
「掃除なんて、気づいた人がやればいいでしょ」ゴミ置き場の当番を一度も守らない住人。だが、近所の人が当番表を見せると

掃除当番に一度も来ない住人

私の住む住宅街では、近所の数軒で同じゴミ置き場を使っています。

ゴミ収集が終わったあとの掃除は当番制です。

順番が回ってきた家が、落ちているゴミを拾ったり、周囲を掃いたりすることになっています。

ところが、同じ通りに住むある奥さんだけは、当番の日に一度も掃除に来ませんでした。

当番表にはきちんと名前が載っているのに、毎回誰かが代わりに掃除をしていたのです。

ある朝、私がその奥さんの代わりに掃除をしていると、本人がゴミ袋を持ってやって来ました。

ちょうどいい機会だと思い、声をかけました。

「おはようございます。あの、今日ってお宅の掃除当番なんですが…」

奥さんは少し驚いた顔をしました。

「え、私が?掃除なんて、気づいた人がやればいいでしょ」

「でも、ここを使う家で順番にやることになっているので…」

「そんなに汚れてないじゃないですか」

確かに、その日のゴミ置き場はそれほど汚れていませんでした。しかし、それは誰かが掃除をしているからです。

「ほかの方も、当番の日には掃除してくださっているんですよ」

そう伝えると、奥さんは少し面倒そうな顔をしました。

「でも、朝は忙しいんですよ。毎回できるとは限らないじゃないですか」

そう言ってゴミ袋を置き、そのまま帰ってしまいました。

忙しいのは、ほかの家も同じです。私も朝から掃除をするのが楽しいわけではありません。

それでも、みんなで使っている場所だからこそ、順番を守ってほしいと思いました。

当番表を見せられた奥さんの反応

このままでは、ほかの家の負担が増えるばかりです。

そこで私は、ゴミ置き場の当番表を管理している近所の方に相談しました。

事情を聞いたその方は、奥さんの次の当番の日に、一緒にゴミ置き場へ来てくれることになりました。

当日の朝、私たちがゴミ置き場で待っていると、奥さんがゴミ袋を持って現れました。

当番表を管理している方が、穏やかに声をかけました。

「おはようございます。少しお話ししてもいいですか?」

「はい、何でしょう?」

「掃除当番のことなんですけど、お宅の番の日に来られていないようなので」

すると奥さんは、少し困ったような顔で答えました。

「ああ、そのことですか。でも、朝は忙しくて。できる人がやればいいんじゃないですか?」

その方は手元の当番表を広げました。

「ここを使っている家で、順番にお願いしているんです。最初にお話ししましたよね」

「それは聞きましたけど……」

「これまで、お宅の当番の日はほかの方が代わりに掃除してくださっていたんですよ」

そう言って、当番表の奥さんの家の欄を指さしました。

「毎回誰かに代わってもらうわけにもいかないので、これからはお願いできますか?」

奥さんは当番表を見つめたまま、しばらく黙っていました。

「……わかりました」

小さな声でそう答えると、それ以上は何も言いませんでした。

そして次の当番の日、奥さんはほうきを持ってゴミ置き場に現れました。

私と目が合っても特に何も言わず、黙々と周囲を掃除していました。

謝罪の言葉はありませんでしたが、それ以降、私が奥さんの代わりに掃除をすることはなくなりました。

誰だって忙しい日はあります。それでも、みんなで使う場所だからこそ、掃除の負担も公平に分け合いたいものです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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