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「これ、ここに捨てていい?」新居のごみ箱に使用済みオムツを捨てようとしたママ友。帰り際、ずっと我慢していた私が口を開いた

  • 2026.11.3

新居に遊びに来たママ友からの質問

赤ちゃんを迎え、新しい家に引っ越したころの話です。

妊娠中に知り合った、子どもが同い年のママ友から「赤ちゃんと新居を見に行きたい」と言われました。

1か月健診も終わり、私の体調も落ち着いていたので、遊びに来てもらうことにしました。

約束の日、ママ友は抱っこひもで赤ちゃんを連れてやってきました。

手土産はありませんでしたが、久しぶりに会えたこともあり、私は笑顔で迎えました。

「わあ、広いじゃん。いいなあ」

ママ友は、私が用意したベビー布団に赤ちゃんを寝かせると、居間のソファに座りました。

そして、娘を抱いている私に突然こんなことを聞いてきたのです。

「ねえ、ここ家賃いくら?旦那さんって稼いでるの?」

あまりに唐突な質問で、一瞬返事に困りました。

「えっ、家賃?まあ、それなりに…」

「えー、いくら?うちより絶対高いでしょ」

「いや、そういうのはちょっと…」

「いいじゃん、仲いいんだし」

ママ友は笑っていましたが、こちらとしては笑える話ではありません。

家賃だけでなく夫の収入まで聞かれるとは思っていませんでした。

ほかの話題に変えても、しばらくすると「で、結局いくらなの?」と聞いてきます。

親しくても、話したくないことはあります。私は困りながらも、結局はっきり答えずにやり過ごしました。

帰り際、オムツを捨てようとしたママ友に

夕方になり、ママ友が赤ちゃんのオムツを替えることになりました。

「あ、オムツ替えシート忘れちゃった。何か敷くものある?」

「うん、ちょっと待ってね」

私はバスタオルを用意して床に広げました。

ママ友はそこでオムツを替えると、使用済みのオムツを丸めてバスタオルの端に置き、赤ちゃんを抱っこひもに入れました。

「じゃあ、そろそろ帰るね」

私は娘をベビーベッドに寝かせ、玄関まで見送りに出ました。

すると、使用済みのオムツを手に持ったママ友が、靴箱の横にある小さなごみ箱に手を伸ばしました。

「あ、これ、ここに捨てていい?」

そこはチラシを捨てるためのごみ箱です。

「ごめん、そこチラシ用なんだ。袋渡すね」

私は玄関の収納から小さなビニール袋を取り出しました。

「これに入れて、持って帰ってもらってもいい?」

「あ、そうなんだ。わかった」

ママ友は少し戸惑った様子でしたが、オムツを袋に入れました。私が口を結んで渡すと、そのまま受け取ってくれました。

そして、ママ友が靴を履こうとしたとき、私はもうひとつ気になっていたことを伝えました。

「あのさ、さっき家賃のこと何回か聞いてたでしょ」

「うん?」

「ああいうの、ちょっと答えにくいんだよね。家のお金のことは、あんまり話したくなくて」

ママ友は少し驚いた顔をしました。

「あ……そうなんだ」

「うん。ごめんね」

「いや、うん……。じゃあね」

さっきまでの勢いはなく、ママ友はビニール袋を手に持って玄関を出ていきました。

ちょうど通りかかった近所の奥さんが、小走りで帰っていくママ友の後ろ姿を不思議そうに見ていました。

それ以来、ママ友から家のお金について聞かれることはなくなりました。

親しい相手でも、聞かれたくないことはあります。あのとき、きちんと伝えてよかったと思っています。

次に誰かを家に招くときは、本当に来てほしいと思える人だけにしよう。

そう考えながら、私はベビーベッドで眠る娘の顔をそっとのぞき込みました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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