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「うちの敷地にはみ出すな」勝手に庭木を切った隣人。自治会長が指摘した隣人の木に、本人も言葉を詰まらせた

  • 2026.11.3

庭に出ると枝が切られていた

家を建てたときに植えた庭の木が、ずいぶん大きくなりました。休みの日に庭へ出て、成長した木を眺めるのが私の楽しみです。

隣の家には、ガーデニングが好きな年配の女性が住んでいます。庭には木や草花がぎっしり並び、よその庭の雑草にまで口を出す人でした。

ある日の昼、洗濯物を干そうと庭に出た私は、思わず足を止めました。

境目に近い私の木の枝が何本も切られ、隣の家側の地面に落ちていたのです。

そのそばには、園芸用のはさみを持った隣の人が立っていました。

「ああ、ちょうどよかった。枝が邪魔だったから切っておいたわよ」

「えっ、うちの木ですよね?」

「そうよ。うちの花壇に影がかかって、困ってたの」

突然のことで驚きました。枝が隣の敷地に伸びていたことは確かですが、切る前に相談してほしかったのです。

「それなら、先に言っていただければ私が切りましたよ」

すると、隣の人は不機嫌そうな顔になりました。

「うちの敷地にはみ出すな。こっちは迷惑してるんだから」

「ご迷惑をかけたのはすみません。でも、何も言わずに切られると困ります」

「だったら、もっと早く手入れしてちょうだい」

そう言って、隣の人は切った枝をうちの側へ放り、家に入ってしまいました。

確かに、私も枝が伸びすぎないよう気をつけるべきだったと思います。

ただ、隣の家の大きな木も、ずっと前からうちの庭の上まで枝を伸ばしていました。落ち葉が入ってくることもありましたが、私は何も言わずに掃除してきたのです。

それだけに、一方的に注意されたことが納得できませんでした。

自治会長が指摘した隣の家の木

また同じことが起きるかもしれないと思い、私は年配の自治会長に相談しました。

事情を説明すると、自治会長は庭の境目を確認しに来てくれることになりました。

別の日の昼、自治会長と私が庭の木を見ていると、隣の人が出てきました。

「何かあったんですか?」

自治会長が事情を説明すると、隣の人は私の木を指さしました。

「だって、ここの枝がうちにはみ出してたんですよ。邪魔だったから切っただけです」

「枝が伸びていたのは分かりました。ただ、切る前にひと声かけておけば、こんな話にはならなかったと思いますよ」

自治会長はそう話すと、今度は隣の家の大きな木を見上げました。

「それと、こちらの木も見てください」

「え?」

「お宅の木も、こちらの敷地に入っていますね。物干しの上まで枝が伸びています」

隣の人は自分の木を見上げました。

「ああ……それは、そうですね」

「こちらの枝もかなり伸びていますからね。お互いに気になることがあれば、まず声をかけるようにしませんか」

隣の人はしばらく黙っていましたが、小さく「分かりました」と答えました。

向かいの家で水まきをしていた奥さんも、こちらをちらりと見ていました。

隣の人はそれ以上何も言わず、家へ戻っていきました。

次の週末、隣の家の大きな木の枝は、境目に沿ってきれいに切りそろえられていました。

それ以来、隣の人が黙って私の木を切ることはなくなりました。

隣同士で暮らしている以上、木の枝や落ち葉で迷惑をかけることは、お互いにあると思います。

だからこそ、勝手に判断するのではなく、まずはひと声かけ合うことが大切なのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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