1. トップ
  2. エピソード
  3. 「パートで給料増えたでしょ」毎月10万円を渡しているのに、生活費を増やせと言う義母。家計簿を見た義父の一言

「パートで給料増えたでしょ」毎月10万円を渡しているのに、生活費を増やせと言う義母。家計簿を見た義父の一言

  • 2026.11.3

物価が上がり、増えていった義母の小言

私は夫の両親と同居し、子ども3人を含む7人家族で暮らしています。

家は義父名義で、義父母は年金暮らし。

夫は会社員、私はパートで働いています。

生活費として、私たち夫婦は毎月10万円を義母に渡してきました。

ところが、物価が上がり始めたころから、義母に生活費のことで小言を言われるようになりました。

夕飯の片づけをしていると、義母がため息をつきます。

「最近、本当に何でも高いわね。食費もかかるし、今のままじゃ厳しいのよ」

確かに、7人分の食費をやりくりするのは大変だと思います。ただ、私たちにも子ども3人の塾や部活の費用があり、家計に余裕があるわけではありません。

ある夜、子どもたちが部屋に上がったあと、ダイニングで義母と話していたときのことです。

「そういえば、最近シフト増やしたんでしょ?」

「はい、少しだけですけど」

「パートで給料増えたでしょ。それなら、家に入れるお金も少し増やせない?」

私は困ってしまいました。

「でも、増えた分も子どもたちの習い事にかかっていて…」

「そうなの?でも、こっちだって大変なのよ。夜勤をもっと増やすとか、できないの?」

「それは、ちょっと…」

「同居してるんだから、もう少し家のことも考えてもらわないと」

義母の言うことも分からなくはありません。それでも、毎月10万円を渡しているのに、さらに働くことまで求められるのはつらいものでした。

家計簿を見た義父が口にした言葉

数日後の夜、私は義父と夫にも声をかけ、ダイニングのテーブルに家計簿を広げました。

「お義母さんから生活費を増やしてほしいと言われていて……。一度、みんなで話しておきたくて」

私は毎月10万円を渡していることや、子どもたちにかかる費用が増えていることを説明しました。

夫も家計簿を見ながら口を開きました。

「子どもたちにもお金がかかるし、今すぐ増やすのは難しいよ」

すると、義母が言いました。

「でも、物価も上がってるのよ。もう少し働いてもらえれば助かるんだけど」

そのとき、それまで黙って家計簿を見ていた義父が顔を上げました。

「毎月10万円も入れてもらって、まだ足りないなんて言うんじゃない」

「でも、お父さん。実際に食費も上がってるし…」

「それは分かってる。でも、孫たちにもお金がかかる時期だろう」

義父は家計簿を見ながら続けました。

「足りないなら、まずはわしらのほうでもやりくりを考えないと。何でもあの子に働いて出してもらおうとするのは違うだろう」

「親父の言うとおりだよ。俺たちも今の10万円で精いっぱいなんだ」

夫がそう言うと、義父はもう一度、義母に向き直りました。

「まだ夜勤を増やせって言うのか?」

義母は何か言いかけましたが、結局、黙って家計簿に目を落としました。

物価が上がって義母も大変なのは分かります。それでも、私たちの家計にも目を向けてくれた義父の言葉に、ほっとしました。

それ以来、義母から生活費を増やしてほしいと言われることはなくなりました。

子どもたちのために少しずつ始めた貯金も、今は無理のない範囲で続けています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ