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「うちじゃないですよ」名前のないゴミを私のせいにする隣人。だが、何度否定しても信じてもらえなかった私の反撃

  • 2026.11.3

早朝に鳴りやまないチャイム

田舎で暮らしてみたくて、ある年の夏、山のほうの古い一軒家を借りて住んでいました。

その地域では、指定のゴミ袋を購入し、名前を書いてゴミ置き場に出す決まりがありました。

ただ、私は人目につく場所にゴミを置くのが苦手で、いつも車に積んで町の処理場へ直接持ちこんでいました。

処理場でもらう受付票は、車の物入れにしまっていました。

そんなある日の早朝、玄関のチャイムが何度も鳴りました。

まだ寝ぼけたまま上着をはおり、玄関を開けると、隣のおばさんが立っていました。

「ちょっと、あれ見て」

おばさんが指さしたのは、家から少し先にあるゴミ置き場でした。そこには名前の書かれていないゴミ袋が置かれていました。

「名前のないゴミを出したの、お宅でしょ」

「えっ?うちじゃないですよ」

突然のことに驚いていると、おばさんはさらに続けました。

「昨日の夜に出されたみたいなのよ。ほかに誰がいるっていうの」

「うちはゴミ置き場を使っていないんです。いつも処理場に持っていっているので」

「でも、よそから来た人は、こういう決まりを守らないことがあるから」

「いえ、本当にうちのじゃないんですけど……」

何度説明しても、おばさんは納得してくれません。結局、ゴミ袋をそのままにして帰っていきました。

引っ越してきたばかりというだけで疑われたようで、朝から嫌な気分になりました。

近所の人たちの前で見せたもの

それから少したった朝のことです。

いつものように処理場へ持っていくゴミを車に積んでいると、すぐ先のゴミ置き場から話し声が聞こえてきました。

見ると、あのおばさんが近所の人たちと話しています。

「あの家の人だと思うのよ。名前を書かずにゴミを出してたから、この前、直接言ったの」

近所の人たちが、ちらりとこちらを見ました。

どうやら、私が否定したことは伝わっていないようです。

このままでは、身に覚えのないことで疑われ続けてしまいます。

私は車の物入れから受付票の束を取り出し、ゴミ置き場まで歩いていきました。

「おはようございます。すみません、ちょっといいですか」

おばさんは少し驚いたように、こちらを見ました。

「この前もお話ししたんですけど、うちはゴミを処理場に持っていっているんです」

そう言って、受付票を見せました。

「これ、処理場でもらった受付票です。毎回取ってあるんですよ」

近所の人たちが受付票をのぞきこみました。

「あら、本当。何回も持っていってるのね」

「はい。ゴミ置き場には出していません」

すると、近所の人の一人がおばさんに声をかけました。

「でも、誰が出したか分からないんでしょう?この人だって決めつけるのはよくないんじゃない?」

「それは……そうだけど」

おばさんは小さな声でそう言うと、黙ってしまいました。

もちろん、受付票だけで問題のゴミ袋の持ち主まで分かるわけではありません。それでも、私が普段から処理場を利用していることは伝わりました。

その日から、早朝にチャイムを鳴らされることはなくなりました。

その後は近所の人たちが野菜を届けてくれるようにもなり、私は夏の終わりまで、静かな山での暮らしを楽しむことができました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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