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高スペック夫の裏の顔…“絶妙に嫌な言動”を見逃すと危険?夫婦問題のリアリティに「こういう人いる」

  • 2026.11.1
自分の給料で買ったのに!恩着せがましいモラ夫に妻は…!?
自分の給料で買ったのに!恩着せがましいモラ夫に妻は…!?

婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目もよく、大手IT企業勤めという好条件に期待を膨らませたものの、初デートの食事でまさかの「1円単位のワリカン」を求められてしまう。衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”。一見わかりあえないと思われた2人だったが、互いに少しずつ理解を深め、ついには交際へと発展する。

波乱を乗り越えて結婚までたどり着いた幸せいっぱいの2人。一方で、アイコの同期で既婚者のきよちゃんの家庭には不穏な空気漂う……。

古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話』。最新14巻が発売された同作について、作者のコニシナツコさんに話を聞いた。

結婚式当日、同期のきよちゃんからなぜか電話が…
結婚式当日、同期のきよちゃんからなぜか電話が…
きよちゃんの夫が急きょ仕事で、子どもの面倒を見られなくなったという
きよちゃんの夫が急きょ仕事で、子どもの面倒を見られなくなったという
無事、きよちゃんの子にも食事が手配でき、安堵するアイコたちだったが…
無事、きよちゃんの子にも食事が手配でき、安堵するアイコたちだったが…

結婚式で実感した「大勢に祝福されるありがたさ」

14巻ではアイコたちの結婚式(披露宴)が描かれ、「結婚式をやってよかった」と感想を語るシーンが印象的だ。実際に結婚式を挙げてよかったと感じるか、コニシさんに尋ねた。

「大人になればなるほど、大勢の友人と集まる機会はなかなかありません。結婚式では学生時代の友人から社会人になってできた友人まで、いろいろな人に集まってもらい、お祝いしてもらえて本当にありがたかったと感じています。また、結婚式の準備は本当に大変だからこそ、夫婦の最初の共同作業といえるかもしれません。そういう意味でも、やってよかったと思っています」

絶妙なリアリティを生む「モラハラ夫」のキャラクター造形

幸せそうなアイコたちの一方で、14巻ではきよちゃんの家庭内の事情が明らかになっていく。きよちゃんの夫・修二のキャラクター設定について、コニシさんは次のように明かしてくれた。

「1巻から登場するきよちゃんは、アイコの同期でありながら、アイコとは対照的に早く結婚したキャラクターです。一見すると高給取りで爽やかという、アイコの羨望の対象でもあります。しかし、結婚に憧れを抱くアイコの気持ちを阻むように、実は夫に問題があるという設定にしました」

修二の言動には「こういう人、本当にいそう!」と思わせる絶妙な嫌気がある。そのリアルな描写の背景には、作者のこだわりがあった。

「モラハラやDVが漫画やドラマで扱われることは多く、ちょっとしたブームのようになっています。だからこそ、あまりに記号的なモラハラ夫にはしたくないと考えました。絶妙なラインを狙ったつもりなので、そう言っていただけるとうれしいです」

きよちゃん夫婦の危機に巻き込まれる2人……次巻の見どころ

今後の展開から目が離せない本作。最後に、次巻の見どころについて語ってもらった。

「アイコとこうきの幸せな結婚式が執り行われる中、きよちゃんの生活には暗雲が立ち込めます。次巻ではきよちゃんの夫婦間の問題に、アイコとこうきが巻き込まれていきます。2人はきよちゃんを救うことができるのか?きよちゃんはどんな選択をするのか?ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」

「こんな男は絶対に嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観を変えていく姿から目が離せない。婚活や結婚、その後の生活の参考になる描写も多いため、結婚を考えている人はぜひ一読してほしい。

取材協力:コニシナツコ(@natsukoni81)

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