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歯が白く見えるリップの色は?メイクのプロが教えるおすすめカラー4選

  • 2026.10.31

この秋はしっかり発色する口紅が復活している。ところが、せっかくお気に入りのリップを塗っても、笑った時に歯が黄ばんで見えることがある。それは歯のせいではなく、リップの色選びが関係しているのかもしれない。メイクアップアーティストや審美歯科医によると、カギは色の「ベース」にあるという。歯を白く見せてくれる色と、黄みを強調しやすい色を、その理由とともに紹介する。(フロントロウ編集部)

決め手は「青み」、歯を白く見せる色の仕組み

ケヴィン・オークインのグローバル・アーティストリー&エデュケーション・ディレクター、ニック・ルハンは米Who What Wearで「笑った時に歯の隣にある色、歯に映り込む色が関係しています。基本的な色彩理論の話で、色相環で反対にある色同士は打ち消し合うんです」と説明している。

ニックによると、歯は多くの場合少し黄みがかって見える。そこで色相環で黄色の反対側にある青や紫をベースに含むリップを選ぶと、色の対比によって歯がより白く見えやすくなるという。ニューヨークの審美歯科医ローレン・ベッカーも、青みを含むリップは歯の黄みを目立ちにくくし、実際より白く見せる効果が期待できると説明している。

リップの色によって歯の白さの印象が変わることは、研究でも示されている。2023年に医学誌『Medicine and Pharmacy Reports』に掲載された研究では、4人の女性の笑顔を5色のリップでそれぞれ撮影し、100人が歯の白さを6段階で評価した。その結果、ヌードカラーの写真は低く、レッドとパープルの写真は高く評価される傾向が見られた。ただし、撮影対象は4人と少なく、青みそのものの効果を検証したものではない。

青みレッド(チェリーレッド)

ニックがまず推すのが、レンガ色やテラコッタのような赤ではなく、鮮やかな青みの赤。コスメブランドCode8のグローバル・メイクアップアーティスト、サーシャ・ゴドスティナットも、黄みより青みの多い色を選べば歯が白く明るく見えると話している。

肌色との相性でいえば、メイクアップアーティストのギルバート・ソリスは米InStyleで、色白の肌には青みの赤がとくによく似合い、歯を白く見せてくれるうえにブルーベースの肌になじむと語った。ローレン医師のお気に入りは、シャネル「ルージュ アリュール」の「ピラート」だ。

ベリー&プラム

赤よりも深みのある色なら、ベリーやプラム。ヒューストンの審美歯科医ガイ・M・ルイスは「ワインやクランベリー、ダークレッドといった深い色は歯と際立つコントラストをつくり、一気に洗練された印象になります」と話す。ローレン医師も、迷ったら青や紫系のまま暗めの色を選べば歯が引き立つとアドバイスしている。

ギルバートによると、ベリー系は中間の肌色に鮮やかなアクセントを添え、深いプラムは深い肌色をドラマチックに見せてくれるという。セレブのメイクも手がけるモリー・R・スターンは、中間の肌色にはブラックベリー系のシアーな発色も美しく、重ね塗りで濃さを調整できる点を評価している。濃い色に抵抗がある人は、まず薄づきから試してみたい。

フューシャピンク

ピンク派なら、青みの効いたフューシャピンク。サーシャは「美しいフューシャピンクで、歯を白く見せてくれるだけでなく、肌の色を問わず似合います」と太鼓判を押す。ニックも、赤以外の選択肢として鮮やかなピンクを挙げている。

ローズ&モーヴ

鮮やかな色が苦手な人は、青みのローズやモーヴを。ニックは、青みの赤のバリエーションとしてクールトーンのピンクやモーヴも勧めている。米InStyleでも、モーヴは色白でニュートラルな肌になじむ色として紹介されている。

歯の黄みを強調しやすいのは暖色系のリップ

反対に、黄みをベースにした色は歯の黄ばみを強調しやすい。ニックは、オレンジ寄りの赤や一部のブラウン、コーラルは歯をくすんで見せることがあると指摘。チューリッヒで歯科クリニックを営むザフラ・エラムも「暖色系やブラウン、ベージュ、オレンジに寄った色を使いすぎると、歯が黄色く見えることがあります」と話す。

とはいえ、これは絶対のルールではない。モリーは、似合うリップとは自分の心が躍り、自信を持てる色だと語っている。好きな色をあきらめるのではなく、歯の白さを引き立てたい日は、同じ赤やピンクでも青みのあるものを選んでみるのもひとつの方法。赤リップの塗り方は、ヴィクトリア・ベッカムに学ぶ赤リップのコツもチェックして。

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