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「ゴミなんて、いつ出しても同じだろ」収集日を守らない隣人。管理人に声をかけられ、急に黙り込んだ理由

  • 2026.11.1
「ゴミなんて、いつ出しても同じだろ」収集日を守らない隣人。管理人に声をかけられ、急に黙り込んだ理由

何度も繰り返されるルール違反

以前住んでいたマンションで、隣の部屋の男性のゴミ出しに悩まされていたことがあります。

その男性は、収集日の前の晩からゴミ袋を出したり、違う種類のゴミを混ぜて出したりと、マンションのルールを守らない人でした。

集積所は僕の部屋のすぐ近くにあります。

特に夏場は、夜のうちに出されたゴミから臭いが漂ってきて、窓を開けるのもためらうほどでした。

ほかの住人からも困っているという声が出ていましたが、なかなか改善されません。

ある夜、廊下に出ると、ちょうど隣の男性がゴミ袋を持って部屋から出てきました。

翌朝は収集日ではありません。

僕は思い切って声をかけました。

「すみません。ゴミって、収集日の朝に出すことになっていますよね」

男性は足を止め、面倒そうな顔をしました。

「朝は忙しいんですよ。今のうちに出しておきたくて」

「そうなんですね。でも、ここは夜になると臭いが気になるので…」

「そんなに気になります?」

「夏場は特に。できればルールを守ってもらえると助かるんですが」

すると男性はため息をつきました。

「ゴミなんて、いつ出しても同じだろ。細かいなあ」

それだけ言うと、僕の横を通り過ぎて階段を下りていきました。

朝が忙しいのは分かります。でも、そのためにほかの住人が困るのは違うのではないか。

そう思いながら、僕はその背中を見送るしかありませんでした。

集積所に残されていた黄色いシールの袋

その後、僕は管理会社に相談しました。

集積所にはゴミ出しのルールを守るよう注意書きが掲示され、各部屋にもお知らせが配られました。

ところが、隣の男性は相変わらず夜のうちにゴミを出していました。

そんなある朝のことです。

ゴミを出しに集積所へ行くと、黄色いシールを貼られたゴミ袋が、回収されずに残っていました。

そばには管理人さんがいて、ゴミを出しに来た住人たちも何事かと足を止めています。

そこへ、隣の男性が新しいゴミ袋を持ってやって来ました。

管理人さんは男性に声をかけました。

「すみません。こちらの袋、お宅のものではないですか?」

「え?どうしてですか?」

「中にお宅宛ての郵便物が入っていまして。違っていたら申し訳ないんですが」

男性は一瞬、言葉に詰まりました。

管理人さんは続けました。

「分別が違うので、回収されなかったようです。一度持ち帰って、出し直していただけますか」

「……分かりました」

男性は小さな声でそう答えると、黄色いシールの貼られた袋を持ち上げました。

そして、持ってきた袋と一緒に、何も言わず部屋へ戻っていきました。

その様子を見ていた年配の住人が、僕に小さな声で言いました。

「これで少しは落ち着くといいですね」

僕も「そうですね」と答えました。

それからというもの、隣の男性は収集日の朝にゴミを出すようになりました。

以前のように臭いで窓を開けられないこともなくなり、ゴミ出しのたびに感じていたストレスも減りました。

何度お願いしても変わらなかっただけに、ようやく普通にゴミを出せる環境になったことが、何よりうれしかったです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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