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【海に行かなくてもOK】スーパーの魚売り場でできる「海の日の極上食育」

  • 2026.10.30
cocreco写真:KeyRabbits/イメージマート

夏のお出かけシーズンにやってくる「海の日」。3連休を楽しみにしている子どもたちも多いですよね。でも、子どもから「海の日って何をお祝いする日なの?」と聞かれると、意外と答えに困った方も多いのではないでしょうか。

「海の日には、四方を海に囲まれた日本ならではの恵みや、感謝の気持ちが込められています」とは、和文化研究家の三浦康子先生。

今回は三浦先生に海の日をわかりやすく解説してもらいました。

三浦 康子(みうら・やすこ)

和文化研究家。古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などでレクチャーしており、行事を子育てに活かす「行事育」提唱者としても注目されている。

海の日はいつ? 由来は?

国民の祝日「海の日」は、7月の第3月曜日です。もともとは、7月20日が「海の日」でしたが、2003年からハッピーマンデー制度が施行され、7月の連休に。ちなみに2026年は7月20日です。

日本は美しい海に囲まれた島国です。古くから海の恵みをたくさん受けてきました。海産物はもちろん、交通手段としても海は大切な役割を果たし、多くの国々との交流を続けています。これからも海を大切にし、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日として「海の日」が国民の休日となりました。

ちなみに祝日になる前、7月20日は「海の記念日」でした。明治天皇が東北巡幸の際にそれまでの軍艦ではなく汽船で旅をし、無事に横浜港へ戻ってきた日とされています。

子どもたちに伝えたい意味

cocreco写真:masayo.ko/イメージマート

毎日の食卓に並べられる料理には、海で育ったものがたくさん使われています。魚や貝、海藻、塩などが思い浮かびますね。私たちは、海の恵みを毎日いただいているのです。

また、海からは石油や天然ガスなど私たちの生活にとって欠かせないエネルギー資源も得ています。

子どもたちには、シンプルに「海にありがとうだね」と伝えてみましょう。海を大切にしていく心が育つとよいですね。

「海の日」はどう過ごす?

海の日に海水浴に行くのはハードルが高いというご家庭も多いと思います。まずは親子でスーパーへ行って、魚コーナーを覗いてみてはどうでしょうか?

cocreco写真:beauty_box/イメージマート

鰺や鰯、鯛といった一般的な魚なら、丸ごと一匹で見ることもできるでしょう。切り身の魚がどんな姿だったのか、後で調べてみるのも面白いですよ。海に興味を持つきっかけは、意外と身近なところにあるものです。

また、海の日には、海に関連したイベントが各地で開催されます。浜辺でのサンドアートや貝殻アートの教室、灯台が開放されるイベントもあるので、ぜひ調べてみてください。子どもの興味に合わせて選びましょう。

「海の日」を子どもに聞かれたらどう答える?

……Q.「海の日」はいつなの?

……A.7月の3回目の月曜日が「海の日」って決まっているんだ。こういったお休みの日を「国民の祝日」というよ。

……Q.「海の日」ってどんな日?

……A.日本は島国で、海に囲まれているね。海からたくさんのものをもらっているんだよ。お魚や海藻をおうちでよく食べるよね? だから、海にありがとうって感謝する日なんだ。

……Q.何をして過ごすの?

……A.海で採れたものを食べたり、スーパーに行ってお魚コーナーを覗いてみよう。1匹まるごとのお魚を見たり、知らなかったお魚のことを図鑑やインターネットで調べてみて。お出かけするなら、海の浜辺での砂遊びや、いつもは行けない灯台に登ってみるのもおすすめだよ。

───◆────◆───私たちの生活を振り返ってみると、想像以上にたくさんのものが海に関連していると気づかされます。親子で海について話し、これからも大切にする心を伝えていけたらいいですね。

取材・文/尾関久美子

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