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キレイに見えて実は雑菌だらけ。見落としがちなキッチンの汚れスポット7

  • 2026.10.30
LaylaBird / Getty Images

キッチンの汚れは瞬く間に広がってしまう類のものだ。さっきまでピカピカに片付いていたはずなのに、気づけばパンくずが散らかり、壁には油ハネが飛び散っている。そもそも調理と汚れの発生は表裏一体であるがゆえに、日々の軽いメンテナンスでは細かい部分が見落とされてしまっていても無理はない。

しかし実際のところ、私たちが日常的に掃除を忘れがちなキッチンの隙間やアイテムには、雑菌や細菌が繁殖しているケースが多いのだ。効率よく清潔な状態を保てるよう、今すぐ手をつけるべき「実は汚れが溜まっている7つの盲点」をまとめてみたので、ぜひ清潔なキッチンを維持するためのヒントとして役立ててほしい。UK版「グッドハウスキーピング」より。

Alexandr Kolesnikov / Getty Images

スポンジ(たわし)&ふきん

毎日当たり前のように使っているスポンジやたわし、マイクロファイバークロスだが、これらの清潔度合いには案外気が回らないものだ。水分、油分、洗剤を常に吸い込んでいるため、雑菌にとっては格好の繁殖場となってしまう。気づいたときには変色し、シンク周りから嫌なニオイが漂ってくる、そんな原因がスポンジ類であることは珍しくない。

使い終わったスポンジは、毎回しっかりすすぐのが基本。さらに、雑菌の繁殖を抑えるためには、まめな消毒が効果的。スポンジやたわしは洗剤とお湯できれいに洗い流した後、希釈した塩素系漂白剤に15分ほど浸け置きしよう。浸け置き後はしっかり絞って、乾燥させること。

マイクロファイバークロスに関しては、弱アルカリ性の粉末洗剤や酵素入り洗剤を使い、高めの湯温で洗濯機にかけて洗うのが望ましい。

さらに、整理アイテムを活用して、掃除ツールを清潔かつすっきりと収納する工夫もおすすめだ。使用後はしっかり水をきり、濡れたスポンジをシンクの中にそのまま放置しないよう心がけよう。

CRIS CANTÓN//GETTY IMAGES

レンジフード(換気扇)

ふと頭上のレンジフードを見上げてみたことはあるだろうか。コンロで調理をするたびにギトギトした油汚れが蓄積し、放置すると換気効率の低下にもつながってしまう。見た目にも美しくないのは言うまでもない。油は水と混ざり合わないため落とすのが難しく、固く絞ったぞうきんで水拭きするだけでは太刀打ちできない。おすすめのお手入れ手順は以下の通りだ。

まずはレンジフードの電源を切る。次に外側のカバーを取り外し、洗剤を溶かしたぬるま湯で洗う。普段使っている食器用洗剤で十分に油分を分解できるはず。きれいにすすいだ後は、マイクロファイバークロスで水分を拭き取ろう。カバーが取り外せないタイプの場合は、そのまま手作業で丁寧に洗剤拭き・水拭きを行う必要がある。

ファン(羽根)は取り外し、同じように洗剤を溶かしたお湯に浸した固絞りの布で拭き上げていく。元に戻す前には完全に乾いていることを確認しよう。

各種フィルターも同様に食器用洗剤での洗浄が必要だ。金属製フィルターの中には食洗機で洗えるものもあるが、必ず事前に取扱説明書を確認し、ほかの食器類とは一緒に洗わないようにしたい。しつこい頑固な汚れには、あらかじめ温かいセスキ炭酸ソーダの溶液に浸け置きし、軽くすすいでから食洗機に入れるとより効果的だ。汚れの蓄積を防ぐには金属製フィルターの外側に取り付ける、使い捨てのペーパーフィルターも有効だ。

Prasit photo//Getty Images

IH・ガラス天板の焦げ付き

ガラス天板のコンロはフラットでガステーブルに比べれば掃除しやすいものの、新品同様の美しさを保つのはなかなか難しい。一度食材が焦げ付いてしまうと、簡単には落ちてくれない。だからといってスチールウールのような研磨性の高い素材を使うと表面に傷がついてしまう。

まずは専用クレンザーとマイクロファイバークロスを使い、落とせる範囲で表面の汚れを落としておこう。次に、コンロ用スクレーパーを使い、こびりついた焦げを少しずつ削り落としていく。これには時間と根気が必要であり、天板を傷つけないようスクレーパーの角度(表面に対して30度)を正しく保つよう注意を払わなければならない。作業が終わったら、最後にもう一度コンロ全体を拭き上げよう。

また、コンロの縁の隙間に隠れたパンくずなどが溜まっている場合も、きれいに取り除く方法がある。掃除機の隙間用ノズルを縁に沿わせるようにかけて吸い取るのも手だ。あるいは、下に入り込めるほど薄いブラシを使うのも良案。テーブルナイフの平らな部分に湿らせたペーパータオルを巻き付け、縁に沿って丁寧に滑らせるのもおすすめだ。

Galina Zhigalova//Getty Images

コーヒーメーカーの水受けトレイ

外観はピカピカに保ちたくなるコーヒーメーカーだが、内部、特に水受けトレイの掃除はおろそかになりがち。使うたびに内部線状の雫が溜まり、定期的に洗わなければ、豆の油分でベタつく茶色い汚れへと変わり、落とすのが大変になってしまう。さらに内部は湿気がこもりやすいため、細菌にとっても絶好の繁殖環境となってしまうからこそ、念入りなお手入れが必要だ。

コーヒーメーカーを洗う際はぬるま湯と食器用洗剤の組み合わせは非常に有効だ。シンクで手洗いする前に、トレイにお湯と洗剤を張ってしばらく浸け置きしておこう。細かい部分のこびりつきを擦り落とすには、歯ブラシを活用するのが便利。また、湯垢落としにクエン酸の使用が認められている機種であれば、トレイの洗浄に活用するのも手だ。汚れが固着するのを防ぐためにも、抽出口の周りは日頃からこまめに拭き取る習慣をつけておこう。

bee32 / Getty Images

トースターのパンくずトレイ

トースターの底のパンくずトレイには、パンを焼くたびにくずが落ちていく。普段は目につかないため存在を忘れがちだが、毎日使っていればあっという間に溜まってしまうものだ。日常的に使うなら週に1回を目安に、定期的に捨てる習慣をつけよう。放置してしまうと、トレイを引き出した際に溜まったパンくずが散らばるばかりか、嫌な焦げ付き臭の原因になる上、最悪の場合は発火する恐れさえある。

作業を始める際は、トースター本体が冷めていることを確認し、ゆっくりとパンくずトレイを引き出して中身を捨てる(あっけないほどに簡単だが、我々は忘れるのだ)。トレイを徹底的にきれいにしたい場合は、中身を空にした後に、ぬるま湯と食器用洗剤で拭き上げ、完全に乾かしてから元に戻そう。

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食品棚(パントリー)

棚の中身を定期的に確認し、賞味期限を把握しておけば、食品を無駄に放置してしまう心配もない。ストックを補充する際は古いものを手前に配置替えし、賞味期限が近いものから優先して消費する工夫をしよう。奥の物に手が届きにくい場合は、回転トレイを取り入れると出し入れがぐっとスムーズになる。万が一、棚の内部に液ハネなどの汚れを見つけたら、中の食品をすべて出してから、食器用洗剤とマイクロファイバークロスを使って表面を拭き上げよう。

Kseniya Ovchinnikova / Getty Images

食洗機のフィルター

食洗機の内部、とりわけフィルターもまた、雑菌が繁殖しやすい盲点だ。フィルターは洗うたびに食器から洗い流された食べ残しを受け止めている。そのまま放置してしまうと、いずれ目詰まりを起こして故障の原因になりかねない。仮に水が流れていたとしても、内部は雑菌の温床となり、嫌なニオイを発生させる原因にもなる。

理想を言えば、食洗機のフィルターは使うたびに軽くすすぐのが望ましい。手間に思えるかもしれないが、前回の汚れが次の洗浄サイクルで内部に飛び散るのを防ぐためには必要な作業だ。

久しぶりにフィルターを取り出した際は、ぬるま湯と食器用洗剤で洗いながら、使い古しの歯ブラシで汚れを擦り落としていく。フィルターが収まっている金属メッシュ部分に汚れが目立つ場合も、同様の手順できれいにしよう。しっかり汚れが落ちたら元に戻せば完了だ。普段から食器をセットする前に大きな汚れを軽く削ぎ落としておくと、目詰まりを大幅に防ぐことができる。水で予洗いまでする必要はない。その程度の汚れなら食洗機が十分に対応してくれる。

Original Text: KATIE MORTRA

>>UK版『Good Housekeeping』のオリジナル記事はこちら

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