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「いつもは距離をおかれているんですよね」娘の発表会で義妹に嫌味を言ったママ友。だが、笑顔で返された言葉

  • 2026.10.31
「いつもは距離をおかれているんですよね」娘の発表会で義妹に嫌味を言ったママ友。だが、笑顔で返された言葉

発表会の保護者席で聞こえた声

娘が通う幼稚園で発表会があり、義妹も見に来てくれました。

遊戯室には保護者用の椅子が並び、開演を待つ家族でにぎわっていました。

義妹はふだんから義母と一緒に娘を預かってくれたり、私の仕事が長引く日には園へ迎えに行ってくれたりしています。

娘も義妹が大好きで、この日も朝から会えるのを楽しみにしていました。

「プログラム、もらってくるね」

「うん、席は見ておくから」

義妹に席を任せて受付へ向かい、戻ってくる途中のことです。

私たちの席のそばに、同じクラスのママ友が立っているのが見えました。

そのママ友には以前、義実家とうまくいっているのかと、探るように聞かれたことがありました。

私は何を話すつもりなのだろうと、少し気になりました。

「あら、義妹さん?発表会には来るんですね」

義妹が顔を上げると、ママ友は含み笑いを浮かべて続けました。

「いつもは距離をおかれているんですよね」

私は思わず足を止めました。まるで私たち家族が義妹を避けているかのような言い方です。

けれど、義妹が娘を迎えに来る姿は、そのママ友も園の門で何度も見かけているはずです。

家族の仲が悪いと決めつけられたようで、嫌な気持ちになりました。すぐに席へ戻ろうとしましたが、何と言って会話に入ればいいのか分かりません。

義妹が笑顔で返した言葉

ところが、義妹は落ち着いた様子でした。

相手をにらんだり、言い返したりすることもなく、にこっと笑ったのです。

「そんなことないですよ。姪っ子とはよく遊んでいますし、お姉さんともよく会っていますよ」

そして通路にいる私に気づくと、ママ友の肩越しに手を振りました。

「お姉さん、こっちこっち」

「お待たせ。よく見える席だね」

私が義妹の隣に座ると、後ろの列にいた保護者も声をかけてきました。

「いつもお迎えに来てくださる方ですよね。娘さんがうれしそうに走っていくので、覚えています」

「ありがとうございます。娘も、義妹が来てくれて喜んでいるんです」

近くの保護者たちも、ほほえみながらうなずいていました。

ママ友は何か言いかけましたが、結局、言葉を続けませんでした。

さっきまでの笑みが消え、目をそらして自分の席へ戻っていきました。

やがて幕が開き、娘たちが舞台に並びました。娘は客席の義妹を見つけると、小さく手を振りました。

私と義妹は顔を見合わせて笑い、二人で拍手を送りました。

それ以来、私もあのママ友とは距離を置いています。

少なくとも私が見ているときには、園の門で義妹に声をかけてくることもなくなりました。

あのとき義妹がいつもどおりの笑顔で答えてくれたことが、今でも印象に残っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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