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ピース以外にもいた! とべ動物園で「人工哺育」された動物に迫る!

  • 2026.10.30

ホッキョクグマのピースは日本の動物園で初めて人工哺育に成功した、とべ動物園のアイドルです!

1999年12月2日生まれのピースは、2026年9月現在26歳のホッキョクグマで、日本国内のホッキョクグマの人工哺育での最長記録を更新し続けています。

ホッキョクグマの飼育はとても難しく、ピースの出生以前では国内での人工哺育の最長記録は75日でした。

野生の状況下でのホッキョクグマは、生後6ヵ月ごろまでは母親や兄妹以外と接することはほとんどありません。この状況に近づけるためにとべ動物園では、飼育担当者を1名に限定して飼育しました。

飼育担当者は、夜間や休みの日には自宅へ連れて帰ってまさに四六時中お世話をしたんです。この状況は、生後108日まで続きました。

まさに、飼育担当者の熱い思いのおかげでピースは元気に成長したんです。

人間大好き「ディディ」

スマトラオランウータンのディディも、人工哺育で育てられたとべ動物園の人気者です。

1996年4月28日にディディは誕生しましたが、母親の母乳不足により人工哺育で育てられることになりました。

昼間はとべ動物園の管理事務所で、夜間はピース同様に飼育担当者が自宅へ連れ帰って育てました。当時、飼育担当者の家には3人のお子さんがいたので、まるで4人目の兄妹のように仲良く成長していきました。

やがて、ディディも大きくなり自宅へ連れ帰ることはなくなりましたが、数ヵ月後飼育担当者の子どもたちと再会するとディディはしっかりと覚えていたんです!

ただ檻の中の動物をお世話するだけじゃない、飼育担当者と動物たちの熱い絆がとべ動物園にはあるんです!

人工哺育で育ったからでしょうか、ディディは人間が大好きで趣味は人間観察なんです。とても穏やかで優しいディディに会いにいってみてはいかがでしょうか。

とべ動物園では、ジェニファーとハヤトというボルネオオランウータンが飼育されています。

水遊び大好き「ジェニファー」

ジェニファーは、ちょっと警戒心が強めですが、かわいい性格のメスです。

好奇心いっぱい「ハヤト」

ハヤトは、とても頭のいいオスです。オスのオランウータンの力強さを象徴するフランジ(頰の横のひだ)も発達してきて大人の顔つきになってきました。

2025年12月、インドネシアの動物園から、とべ動物園へとジェニファーはやってきました。

とべ動物園は、インドネシアの動物園と協力して「国際共同繁殖プロジェクト」を進めています。ジェニファーがとべ動物園にやってきたのは、このプロジェクトの一環です。

現在、絶滅の危機に瀕しているオランウータンの未来のためにとべ動物園は動き出しているんです。とべ動物園の飼育員たちの動物に対する熱い思いが実って、嬉しいニュースが聞ける日が来るかもしれませんね。

現在、2頭は少しずつ距離を縮めながら暮らしています。今しか見られない2頭の物語を見にとべ動物園に訪れてみてはいかがでしょうか。

協力・写真提供/愛媛県立とべ動物園

『おともだち11・12・1月号』にとべ動物園が登場!

cocreco『おともだち 2026年11・12・1月号』発売日:2026年9月30日価格:2200円(税込)
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