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「うちの子には?」娘のお菓子だけを買った私に不満そうなママ友。だが、そばにいた息子が取った思いがけない行動

  • 2026.10.31

いつの間にか当たり前になったお菓子

娘には、幼稚園で仲よくしている男の子がいます。そのママ友とは、休みの日によく子どもを連れて公園へ出かけていました。

ただ、一つ気になっていたことがありました。

ママ友は、いつもお菓子を持ってこなかったのです。

おやつの時間になると、男の子は娘の手もとをじっと見ています。

それが気になり、私は男の子の分も用意するようになりました。

「いいの?ありがとう!」

最初のころ、ママ友はそう言って喜んでくれました。

ところが、何度か続くうちに、お礼を言われることがなくなりました。

「今日は何持ってきたの?」

公園のベンチに座ると、そんなふうに聞かれることも増えました。

私が二人分のお菓子を出すのが、いつの間にか当たり前になっていたのです。

少し気にはなりましたが、子ども同士は仲よしです。

お菓子くらいで何か言うのも気が引けて、そのままにしていました。

そんなある日、出かける前にばたばたしていた私は、お菓子を台所に置き忘れてしまいました。

公園に着いてから気づき、ママ友に伝えました。

「ごめん、今日はお菓子を忘れちゃった。帰りにお店に寄るね」

すると、ママ友はかばんから小さなお菓子の袋を取り出しました。

「お菓子食べる?」

そう言って男の子に渡しましたが、娘には特に声をかけませんでした。

もちろん、自分の子のために持ってきたお菓子です。分けてもらって当然とは思いません。

ただ、これまで私が二人分を用意していたことを思うと、少し複雑な気持ちになりました。

コンビニの前で言われた一言

公園からの帰り道、私たちはコンビニに寄りました。

私は娘のお菓子を買いましたが、ママ友は何も買わず、うしろで待っていました。

店を出て、娘にお菓子を渡そうとしたときです。

ママ友が私の手もとを見て、こう聞いてきました。

「うちの子には?」

「え?」

思わず聞き返すと、ママ友は少し不満そうな顔をしました。

「え、ないの?いつも用意してくれてるじゃない」

私は返事に困ってしまいました。

男の子は、公園でママ友から渡されたお菓子をまだ持っています。

それに、毎回私が用意する約束をしたわけでもありません。

「今日は娘の分だけ買ったんだ」

そう答えると、ママ友は「あ、そうなんだ」と短く返しました。

そのとき、男の子が私たちの会話を聞いていたのか、娘のそばにやってきました。

「いつももらってるから、きょうはぼくのもあげる」

そう言うと、自分の袋に残っていたお菓子を半分、娘の手のひらにのせてくれたのです。

「ありがとう」

娘がお礼を言うと、男の子はうれしそうに笑いました。

そしてママ友のほうを向き、こう言いました。

「ねえママ、ぼくもあげられたよ」

ママ友は少し黙ったあと、「うん、よかったね」と小さな声で答えました。

私とは目を合わせず、何となく気まずそうにしていました。

男の子は、いつもお菓子をもらっていることをちゃんと覚えていたのでしょう。

その姿がうれしかった一方で、ママ友との付き合い方については考えさせられました。

それ以来、私はそのママ友と休日に出かけるのをやめました。

娘と男の子は、今も幼稚園で仲よく遊んでいます。

お菓子を分けることが嫌だったわけではありません。ただ、こちらの好意を当たり前にされる関係は、続けなくてもいいのだと思いました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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