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韓国企業6社が日本で最先端の技術をアピール 幕張で「X-DIGITAL@JAPAN」が開催

  • 2026.10.29

The Ministry of Science and ICT (MSIT)およびThe National IT Industry Promotion Agency (NIPA)が主催する「X-DIGITAL@JAPAN」が20日、千葉県のTKPガーデンシティ幕張で開催され、日本での事業展開を目指す韓国のIT・ICT企業6社が参加し、自社の強みやサービスなどをアピールした。

日本で開催される「Japan IT Week Autumn」の開催時期に合わせて実施された本イベントは、参加企業が自社の革新的な技術・サービスを日本の企業や関係者に紹介し、現地企業とのB2Bビジネスマッチングを通じて、日本市場への進出および日韓企業間の新たなビジネス機会の創出を目指す単独ショーケースイベント。韓国科学技術情報通信部とNIPA(情報通信産業振興院)が主催し、韓国技術ベンチャー株式会社が協賛した。会場内には各社のブースが設けられ、それぞれの代表者が報道陣や参加者からの質問に応じた。

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参加企業は、ブルードット株式会社、株式会社コックススペース、株式会社ユシウェア、株式会社インフラボ、株式会社ワイグラム、株式会社ユアラウンドの6社。また、ガジェットやiPad、スマートフォン、文房具、AIツールを活用した仕事の効率化やデスクセットアップを紹介するYouTubeチャンネル「THE オトウサンノヒミツキチ / お父さんの秘密基地」のKei氏も参加し、プレゼンテーションに協力した。

ブルードット株式会社は、独自のAI技術を活用し、既存の2D映像コンテンツをリアルタイムでSide-by-Side方式の立体3D映像へ変換するソリューションを提供している。VRヘッドセットや3Dディスプレイなど、各種デバイスへの適用にも対応しており、オンデバイスおよびサーバー環境でのリアルタイム3D映像変換が可能なサービスとなっている。参加した同社の関係者は、「メディア産業の発展に伴い、莫大なストリーミングおよびストレージコストが発生しています。弊社は日本のメディア市場における企業のストレージ削減のニーズを解決することができます」と自社の強みを語った。

株式会社コックススペースは、指に装着するジェスチャーコントローラー(リングマウス)を通じて指の動きを認識し、PC・スマートフォン・タブレットなどのデジタル機器を非接触で操作する「VANZY v3.0」を販売している。動画・音楽の再生、AIアプリの起動、SNSのスクロールなど、さまざまなスマート操作に対応できるのが特徴だ。

株式会社ユシウェアは、学校・生徒・保護者をつなぐ教育コミュニケーションプラットフォーム(EdTech)「SchoolLine」を運営している。学校業務に関するコミュニケーションや資料共有、生徒の安全管理などを効率化するサービスで、日本の現地法人を中心に、日本の学校現場に最適化したサービスを展開している。「先生、生徒、保護者の三者のコミュニケーションをリアルタイムでつないでいるのが利点」と強みを述べ、すでに日本では奈良県の西大和学園中学校・高等学校などで導入されている実績を紹介しながら、自社のサービスをアピールしていた。

株式会社インフラボは、個人・企業向けに幅広い実務学習コンテンツを提供するデジタルラーニングプラットフォーム「Inflearn」を運営している。B2C・B2Bの双方に対応し、開発・AI・データ・デザインなどの実務分野からAI・AXまで、幅広い教育コンテンツを提供。個人のスキルアップから企業の社員研修まで、多様な学習ニーズに対応する。韓国では3,000社以上の企業が導入している実績を持ち、「7,000もの講座を保有し、AI吹き替えによる多言語サービスを提供できるのが強みです」と語った。

株式会社ワイグラムは、AI・3D・Web3などのデジタル技術を活用し、アニメーションを中心に、ゲーム、ショート動画、AIトイ、メタバースなどへ展開するキャラクターIPコンテンツを企画・制作している。生成AIを活用した3D制作とバーチャルキャラクター技術を強みとしており、『星明かりの料理人ノバ』『エコと仲間たち&バグニア』といったキャラクター作品を展開している。「アニメーションを見ている人の消費パターンが現代と昔では全く変わっています。私たちはゲームとアニメを融合させた作品を作り、ターゲットである小学校の低学年から高学年までの子供たちにとても反響がありました。ターゲットを研究し、いろんなAIを使い、低コストでサービスを提供できるのが強みです」とアピールしていた。

株式会社ユアラウンドが運営する「Fizz Chat(フィズチャット)」は、ウェブトゥーンやサブカルチャー作品のIPを活用し、AIによるキャラクターとの会話を楽しめるプラットフォームである。専門家が制作したオリジナルコンテンツとAI技術を組み合わせ、エピソードやイラスト、映像コンテンツと連動した没入感のある体験を提供する。IP提供企業や制作パートナーとの連携により、キャラクターコンテンツの制作・運営体制を構築している。同社は、日本のサブカルチャー市場を足がかりに事業を展開したい考えで、「独自のAIコンテンツ制作技術を有しており、今後、日本のアニメ関連会社とのパートナーシップを構築していくつもりです」と、今後の事業計画について語った。

参加企業に日本進出の理由を尋ねると、「市場の大きさが魅力」「サブカルチャー、アニメーションなどの市場が大きい」といった声が多く聞かれた。

(取材・文:名鹿祥史)

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