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実は全国のあちこちに?! 独自の進化を遂げた、ご当地スパゲッティチェーン

  • 2026.11.6

いわゆるイタリア料理とはちょっと違う、独自の進化を遂げたスパゲッティ料理チェーンが実は全国のあちこちに。組み合わせの妙(?!)を楽しんで。

シャンゴ

anan

DATA

オリジナリティが溢れすぎ! 大ボリューム、高崎パスタの代表チェーン

  • 創業 1968年
  • 店舗数 群馬県内7店
  • URL https://shango.co.jp
anan

問屋町本店

煉瓦づくりの建物の中は、天井が高く瀟洒な雰囲気。取材に訪れたのは、平日のランチタイム後の時間だったのですが、ひっきりなしにお客さんが来店する人気ぶり。大きな駐車場もあるので、遠方からの車での来店にも対応。

● 群馬県高崎市問屋町1-10-24 TEL.0120-615269 11:00~21:30(21:00LO) 月曜、第2・4火曜休


全国有数の小麦の生産地・群馬県。粘りとモチモチ感という県産小麦の特性を活かした独自の“粉モノ文化”が発展しており、その一つが“高崎パスタ”で、『シャンゴ』はその代表店。で、高崎パスタとは? その疑問を2代目の関﨑晴五さんに伺うと、「明確な定義はなくて、高崎で出されるパスタ料理はどれも“高崎パスタ”なんですよ」とのこと。

そんな『シャンゴ』のパスタは、どれもとにかくボリューミー! 特にお店の名前を冠した人気メニューの〈シャンゴ風〉は、パスタの上にトンカツをのせ、さらにミートソースをかけたという高カロリーなひと皿。関﨑さんによると、「先代がカツカレーを見て、ミートソーススパゲッティにカツをのせたら面白いのでは? と思ったことがきっかけで誕生しました」。他にも、メニュー表に並ぶ料理はいずれも個性的&パンチのある味わいで、まさに“ここに来ないと食べられない味”だらけのラインナップ。

週末ともなれば、地元の人だけでなく県外からのお客さんも加わり行列必至。でもこのボリューミー&おいしいパスタを前にすれば、待ち時間なんてなんのその、です。

1日寝かせたパスタの上に、トンカツとミートソースの“シャンゴ風”って?!

シャンゴ風(L)¥1,760/甘めのミートソース×トンカツ、そしてパスタ。脅威のボリュームですが、なぜかスルスル食べられるから本当に不思議…。

前日に茹で、冷蔵庫で1日休ませた太麺パスタを温めて、その上に、サックサクの厚さ4mmの県産上州麦豚のカツをトッピング。そしてシナモン香る甘めのミートソースをとろ~りとかけ、粉チーズを振ったら出来上がり。これが、めちゃくちゃおいしい!

パスタの量はSサイズでも150g。LLサイズになると、なんと300g!!

(左上から時計回りに)L&LLサイズ、Sサイズ、Mサイズのお皿

通常1人前というと、パスタは茹でる前の乾麺で80g、多くて100gというお店が多い中、『シャンゴ』は最も小さいSサイズでも150gというビッグサイズ。当然具材もソースもたっぷりで、かなりのボリューム感なわけですが、関﨑さん曰く「最近は、Mサイズ(パスタ200g)をサクッと食べて、颯爽と帰っていかれる女性も増えました(笑)」。

海のない群馬県だからこそ魚介のメニューにこだわりまくり

ボンゴレ(S)¥1,090/諸説ありますが、『シャンゴ』はスープパスタ発祥という説も。3種類あるスープパスタの中で、1番人気は貝ダシの滋味深い味わいがおいしい〈ボンゴレ〉。
ベスビオ(S)¥1,100/シャンゴ風〉と同じくらい人気なのが、海の幸をピリ辛風味のトマトソースでまとめた〈ベスビオ〉。パスタを山型に盛り、頂点にムール貝をトッピングした形が、ナポリ近郊のベスビオ火山に似ていることと、火山のような辛い味わいからこの名前に。
こちらが2代目社長の関﨑晴五さん。趣味はダイビングだそう。「パスタをたっぷり茹でてお待ちしております~!」(関﨑さん)

四方が陸の群馬県だからか、魚介を使ったパスタが人気。いずれも具材が大きく食べ応えあり!

もちもちパスタと秘伝のソース、おうちでも楽しめます

中央・秘伝パスタソース、左・復刻カレーパスタソース 各¥540(ハンプティーダンプティーオンラインショップ)/秘伝のミートソースを再現した〈秘伝パスタソース〉と、先代が昔作ってくれたカレーの味などを再現した〈復刻カレーパスタソース〉。右・高崎パスタ 1.8mm 500g入り ¥580/乾麺は店頭で販売中。おみやげにぜひ~。

他のエリアにもある! スパゲッティがおいしいチェーン

スパゲッティハウス ヨコイ

DATA

胡椒が効いたピリ辛風味。あんかけスパゲッティの元祖のお店

  • 創業 1959年
  • 店舗数 愛知県内3店
  • URL https://yokoi-anspa.jp
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住吉本店

愛知県名古屋市中区栄3-10-11 サントウビル2F TEL. 052-241-5571 11:00~14:30LO、17:00~20:30LO(火・日・祝日は昼のみ) 月曜休

ミラカン ¥1,250/1番人気の〈ミラカン〉。具材はウインナー、ハム、ベーコン、オニオン、ピーマン、マッシュルーム。
鉄板ナポリタン ¥980/アツアツの鉄板に薄焼き卵を敷き、その上にナポリタンをオンした、こちらも人気メニュー。

茹で置きした2.2mmの極太スパゲッティをラードで炒め、辛味が効いたとろみのあるあんかけソースをかけた、名古屋名物“あんかけスパ”。その生みの親が創業したのがこちらのチェーン。ボリューミーでパンチのある味わいは、名古屋人にとってはふとしたタイミングで食べたくなるやみつきの味。1番人気の〈ミラカン〉以外に、ミートボール&目玉焼きや鶏の唐揚げ、海老の黄金焼きがトッピングされたストロングなメニューも! 全店舗テイクアウト可能なので、名古屋駅直結のKITTE名古屋店で買って、新幹線で食べる…なんてことも?

(左上から時計回りに)ヨコイソース(創業)4人用 ¥860、ヨコイソース(現在)4人用 ¥860、ヨコイスパゲッティ 2.2mm 450g ¥340※11月以降、価格が変更になります。(公式オンラインショップ)/ヨコイの味をおうちで楽しめる商品も充実。オリジナルソースには新旧2種類の味が。

みかづき

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DATA

もちもちの太麺焼きそばに、ミートソースをかけて召し上がれ!

  • 創業 1909年
  • 店舗数 新潟県内20店
  • URL https://www.mikazuki-italian.com
anan

万代店

新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル2F TEL. 025-241-5928 10:00~20:00(19:40以降は持ち帰りのみ) 無休

イタリアン ¥470/お箸でなくフォークで食べるのがローカルのスタイル。写真は1番人気の〈イタリアン〉で、他に〈カレーイタリアン〉〈ホワイトイタリアン〉など、さまざまな味わいが。

新潟市民のソウルフードともいわれる、『みかづき』の〈イタリアン〉。ところがこのメニューはイタリア料理ではない?! 麺はパスタではなくもちもちの太麺の焼きそばを特製ソースで炒め、その上にミートソースをかけ白生姜を添える、いわば“スパゲッティ風の焼きそば”。ほのかなソースの風味がミートソースのトマト味と絶妙にマッチ、さらに生姜がいいアクセントになるという、聞くと摩訶不思議、でも食べるとおいしいローカルフード。〈イタリアン〉を食べたあとは、もう一つの人気商品のソフトクリームを味わうのがお約束。

冷凍 イタリアン 1箱3個入り ¥1,590みかづき本部 TEL. 0120-311-338)/お店と同様、楕円形の器に入った通販用冷食。レンチンで食べられる。

写真・加藤璃子 取材、文・河野友紀

anan 2516号(2026年10月21日発売)より

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