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「うちの子が使ったお金を返してほしい」ママ友から突然の返金要求。翌朝、公園で男の子が明かした事実

  • 2026.10.29
「うちの子が使ったお金を返してほしい」ママ友から突然の返金要求。翌朝、公園で男の子が明かした事実

何度も断ったのに、手渡されたお菓子

休日の夕方、公園から帰ってきた子どもが、お菓子の袋を大事そうに抱えていました。

どうしたのか聞いてみると、仲のよい男の子が買ってくれたのだと言います。

「お小遣いがあるから買ってあげるって言われたの。いらないって何回も言ったんだよ」

それでも男の子は引き下がらず、公園の近くのお店でお菓子を選び、手渡してくれたそうです。

子どもは少し困った顔で、袋の口をぎゅっと握っていました。

「何回も断ったんだね。でも、また困ったらママに相談してね」

そう伝え、そのときはそれ以上気にしていませんでした。

ところが夕飯の支度を始める前、携帯電話を確認すると、男の子のママからメッセージが届いていたのです。

「うちの子が使ったお金を返してほしい」

驚いて画面を見つめていると、続けてもう一通届きました。

「どうせそちらのお子さんがねだったんでしょ。うちの子、優しいから断れないのよ」

私は、うちの子は何度も断っていたと、できるだけ丁寧に返信しました。

しかし、返ってきたのはこんな言葉でした。

「子どもが自分からお菓子を断るわけないでしょ。親なら分かるよね」

こちらの話を聞いてもらえないことに、正直腹が立ちました。

それでも、親同士が言い争えば、仲よく遊んでいる子どもたちにも影響するかもしれません。

私はそれ以上言い返さず、お菓子のお金を返すことにしました。

封筒の手前で止まった手

翌朝、私は子どもと一緒にいつもの公園へ向かいました。

すべり台のそばでは、ママ友が男の子を連れて待っていました。

近くのベンチには、ほかの保護者たちも座っています。

私はママ友の前に立ち、お金を入れた封筒を差し出しました。

「お菓子のお金です、すいませんでした」

するとママ友は、大きくため息をつきました。

「最初から、そう言ってくれればよかったのに」

その言葉に何か言い返したくなりましたが、ここで終わりにしようと思い、黙っていました。

ところが、ママ友が封筒を受け取ろうとした、そのときです。

そばにいた男の子が、母親の服をぐいっと引っぱりました。

「ちがうよ!ぼくがあげたかったの。いらないって言われたのに、ぼくが買ったんだよ」

思いがけない言葉に、私は男の子の顔を見ました。

子どもから聞いていた話を、男の子自身がはっきり認めてくれたのです。

男の子の声が聞こえたのか、ベンチにいた保護者たちもこちらを向きました。

ママ友は封筒に伸ばしかけた手を止め、男の子を見下ろしました。

「あ、そうだったの…」

気まずそうにそう言ったきり、ママ友は何も続けません。

結局、封筒を受け取らないまま、男の子の手を引いて足早に公園を出ていきました。

ベンチのほうからは、小さなささやき声が聞こえてきました。

私は子どもの前にしゃがみ、頭をそっとなでました。

「何回もちゃんと断れたの、えらかったね」

その翌日の夕方、公園をのぞくと、うちの子とあの男の子が、いつもどおり並んで砂場で笑っていました。

二人が変わらず仲よく遊んでいる姿を見て、私はほっとしました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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