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人のためでも、牛のためでもある… 北海道が1位!肉牛を育てる裏側に隠された想い②

  • 2026.10.28

北海道は肉牛の頭数全国1位!HBCテレビ『あぐり王国北海道NEXT』では、日本最北端の宗谷岬で肉牛生産の裏側を取材しました。

初回の記事では肉牛生産の基本についてご紹介しましたが、この記事は第2回です。

広い敷地のあちこちに牛たちが!

リーダーことTEAM NACSの森崎博之さんと、HBCアナウンサー・堀内美里がおじゃましたのは、約4000ヘクタールの広大な敷地を持つ、「宗谷岬牧場」です。

Sitakke

リーダー「何頭飼っているんですか?」

新保さん「9100頭くらいいます!」

堀内アナ「今ここに牛さんたちが来ていますけど、あっちにもいるんですか?」

Sitakke

新保さん「ずっと向こうの方に放牧した牛もいます…風車の下に見える黒い点…あれも全部うちの牛です」

リーダー「見えますかね?あれ、牛なんですね」

Sitakke

新保さん「たまにシカもいますけど」

リーダー「白いお尻がこっちに向いてる!」

堀内アナ「すごい!ここにいたら目が良くなりそう!!」

宗谷岬牧場で飼っている牛は?

Sitakke

リーダー「この牛たちは、どんな牛ですか?」

新保さん「黒毛和牛の母牛で、妊娠してます!」

堀内アナ「肉牛生産工程のお母さんの牛だから繁殖ですか?」

新保さん「そうです !繁殖牛(はんしょくぎゅう)です」

繁殖から肥育まで全工程を1つの牧場で行う

リーダー「新保さんは繁殖牛を専門にやっている?」

新保さん「こちらでは、哺育・育成・肥育まで全部やってます。赤ちゃんが生まれて出荷するまで、一貫経営(いっかんけいえい)をしてます」

リーダー「いきなり例外です(笑)」

Sitakke

堀内アナ「一貫経営にはどんなメリットが?」

新保さん「すべてを自ら管理できる!」

リーダー「牛たちも移動がなく、産まれてからずっとここにいられるからストレスがない」

ここで放牧している牛は黒毛和種の母牛とのことですが、ここからは牛の種類について学んでいきます。

宗谷岬牧場の主力肉牛は黒毛和種と交雑種

Sitakke

リーダー「交雑種、 F1(エフワン)と書いてありますが、聞いたことありますか ? 」

堀内アナ「ないです。初めて聞きました」

新保さん「牛乳を出す『ホルスタイン種』のお母さんに 『黒毛和種』の種をつけて産んだ子どもが交雑種になります」

リーダー「違う種類を掛け合わせるから交雑。どうして掛け合わせをするのか?」

交雑種について学ぶ

Sitakke

まずそれぞれの特徴を学んでみましょう。
新保さん「ホルスタイン種は体格が大きく育ち、肉質は赤身が多い。黒毛和種は、ホルスタインに比べてちょっと小型。肉質は『サシ』と呼ばれる脂が多く入ります」

堀内アナ「ホルスタインって牛乳用の牛さんじゃないんですか?」

新保さん「ホルスタイン種(母)に黒毛和種(父)を交配させ、ホルスタイン種(母)が出産したら搾乳して生乳を出荷します。産まれてきた牛は肉牛として24~25か月間、育てて出荷します。黒毛和種は約27か月間、育てて出荷します」

Sitakke

リーダー「どうしてホルスタインと黒毛和牛を交雑させるんでしょうか?」

新保さん「消費者のため、そして私ども生産者のため!安価で黒毛和牛に近い肉質になり、黒毛和牛より大きくなるので、多くの肉がとれて、消費者の皆さんに安くおいしく食べてもらえるというメリットがあります」

リーダー「もう1つあります」

新保さん「さらにお産をするホルスタイン種(母牛)のため!黒毛和牛の血が入ることで、生まれる子どもが少し小さくなるのでお産が安産で済む」

Sitakke

堀内アナ「へえー! 人間のためにも、牛さんのためにも交雑があるんですね」

リーダー「私たちも喜ぶ、牛さんも比較的安全に出産ができる!ウィンウィンです!」

堀内アナ「交雑種F1(エフワン)WINWIN(ウィンウィン)!覚えました」

しっかり学んだので、次回の記事では、子牛に会いに行きましょう!!

HBCテレビ「あぐり王国北海道NEXT」

毎週土曜ごご5時〜放送中 北海道の農業・畜産業の最前線を体当たりで追いかけるごちそうドキュメンタリーです。

出演:森崎博之(TEAM NACS)・堀内 美里(HBCアナウンサー)

※掲載の内容は番組放送時の情報にもとづきます

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