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「暗証番号が思い出せなくて…」確認のため銀行へ向かった60代女性→しかし、担当者から返ってきた“思わぬ言葉”に「そんな…」

  • 2026.11.7
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・ikebuです。

「長年使っていないキャッシュカードの暗証番号が分からなくなってしまった」そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。

今回は、キャッシュカードの暗証番号が思い出せなくなってしまったところ、銀行員から“思わぬ言葉”をかけられた女性の事例を紹介します。

「暗証番号が分からない」ATMでお金をおろせなかった女性

60代の女性・Aさん(仮名)は、ATMで3万円を下ろすため、銀行に来ていました。

この日は普段使っている『生活費用の口座』とは異なり、臨時出費に充てるために長年放置していた『貯蓄用の口座』から出金する予定だったAさん。

ATMで暗証番号を入力したところ、2回連続で間違えてしまったといいます。

「ずっと使っていない口座だったので、暗証番号が思い出せなくて…。『3回間違えるとロックされる』と聞いたことがあるので、窓口で暗証番号を聞いてみることにしました」

Aさんは窓口へと向かいました。

窓口で告げられた事実に「そんな…」

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「すみません、キャッシュカードの暗証番号が分からなくて…。今日中にお金をおろしたいので、確認してもらえますか?」

Aさんが尋ねると、まさかの返答が。

「申し訳ございません、暗証番号は行員でも確認できないようになっているんです。」

「そんな…。免許証があってもだめなんですか?」

「免許証とお届け印があれば、暗証番号の照会自体は可能です。ただ、今ここでは暗証番号をお伝えできず、郵送にてお知らせする形となります」

「郵送ですか!?じゃあ、どちらにせよ、この場では暗証番号を確認できないんですね…」

ひとまず今後のためにも、照会の手続きを済ませておくことにしたAさん。

自宅に印鑑を取りに戻り、窓口で書類を記入しました。

後日、簡易書留郵便にて暗証番号を確認できるそうです。

そして、この日は出金伝票を記入し、窓口でお金をおろして事なきを得たといいます。

「本人確認書類があれば暗証番号を確認できるだろう、と勘違いしていました。他にも普段使っていない口座がいくつかあるので、これを機に、暗証番号を確認してしっかり管理しておこうと思います」

そう話されていました。

“暗証番号忘れ”の対応は銀行により異なる

今回のように、キャッシュカードの暗証番号を忘れてしまった場合、どのような対応となるかは銀行によって大きく異なります。

行員が窓口で暗証番号を見て教えることは、基本的にありません。今回のように届け出た住所へ郵送で知らせる銀行のほか、窓口で新しい暗証番号に登録し直す銀行もあります。

一方で、暗証番号の照会自体ができず、キャッシュカードを再発行することになるケースもあります。

再発行となった場合、キャッシュカード到着までには約1週間〜10日程度かかります。手数料の取り扱いはさまざまですが、1,100円程度の再発行手数料がかかることもあるため注意しましょう。

また、一般的に、暗証番号を3回連続で間違えると、ロックがかかってしまいます。ロックの解除には、キャッシュカードの再発行が必要となる場合もあります。

長年使っていない口座がある人は、「お金が必要なのに出金できない」という事態を防ぐためにも、一度暗証番号を確認しておくと安心です。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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