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洗顔後に肌がつっぱる人は要注意!皮膚科医が教える、乾燥しない洗顔料の選び方

  • 2026.10.27

空気が乾く季節、洗顔後に肌がつっぱるなら、洗顔料を見直すタイミングかもしれない。米国の皮膚科医たちが勧める、乾燥しやすい肌のための洗顔料の選び方と、チェックしたい成分、肌を傷めない洗い方のコツをまとめた。(フロントロウ編集部)

目指すのは「キュッ」ではなく「しっとり」

朝晩の洗顔は、メイクや日焼け止め、皮脂や汚れをリセットするための基本のステップ。ただ、気温と湿度が下がる秋冬は、肌が乾燥や刺激を受けやすくなる時期でもある。洗い上がりにつっぱり感が残るなら、必要なうるおいまで落としすぎているサインと考えたい。

ニューヨークの皮膚科医クセニヤ・コベッツ医師は、保湿タイプの洗顔料はメイクや日焼け止めを落としながら肌のうるおいを守り、バリア機能をサポートすると米Allureで解説。そのうえで「目指すのは清潔な肌であって、“キュッ”と鳴るほど洗い上げた肌ではありません」と話している。保湿タイプは乾燥肌だけでなく、年齢を重ねた肌や敏感肌にも向いているという。

成分表で見たいのは「保湿」と「バリア」

選ぶ時の目安は3つ。クリームやローションのようなやわらかいテクスチャーであること、グリセリンやヒアルロン酸といった水分を引き寄せる保湿成分が入っていること、そしてセラミドやスクワランのようなバリア機能をサポートする成分が入っていることだ。

ペンシルベニア州の皮膚科医ナザニン・サエディ医師も、グリセリンとヒアルロン酸は肌に水分を呼び込む成分で、洗顔による乾燥を和らげてくれると説明する。なかでも見過ごされがちなのがグリセリンで、コベッツ医師は「グリセリンは過小評価されがちですが、水分を引き寄せ、肌がその水分を保つのを助ける優れた保湿成分です」と評価している。

肌が敏感に傾いている時は、ツボクサエキス(シカ)、オーツ麦、アラントイン、パンテノールといった肌を落ち着かせる成分を含むものを選び、香料不使用のものを優先するのがコベッツ医師のおすすめ。香料は人によって刺激の原因になりやすいからだ。一方、酸やスクラブを配合した角質ケア系の洗顔料は、乾燥しやすい肌には刺激が強すぎることがある。完全に避ける必要はないものの、最終的には自分の肌で使い心地を確かめることが大切だという。

赤み、メイク落とし、ニキビ…悩み別の選び方

赤みが出やすい肌について、コベッツ医師は「赤みがある場合は、肌を“しっかり洗う”ことより、香料不使用であることとバリア機能を守ることを優先します」とコメント。お気に入りに挙げたのは、温泉水やナイアシンアミド、グリセリンなどを配合したAvène(アベンヌ)の「Tolérance Foaming Facial Cleanser」だ。

手頃な価格帯なら、CeraVe(セラヴィ)の「Hydrating Cream-to-Foam Cleanser」。サエディ医師は、バリア機能を支えるセラミドと保湿成分の両方を含む点を評価している。クリーム状のテクスチャーが肌の上で泡に変わるのが特徴で、コベッツ医師はクリームの心地よさと泡のすすぎやすさを両立した「いいとこ取り」と表現している。

ウォータープルーフのマスカラや落ちにくいファンデーションを使った日は、オイルタイプという選択肢も。Allureが挙げたのは、ザクロ、ウィンターローズ、チアシードのオイルを配合したElemis(エレミス)の「Nourishing Omega Rich Cleansing Oil」(米国価格56ドル)。サエディ医師は、オイルに含まれる脂肪酸がバリア機能を支え、肌をやわらかく保つと説明している。ただし香料不使用ではないため、香りに敏感な人は注意したい。

ニキビができやすい人にも保湿は欠かせない。過酸化ベンゾイルやサリチル酸といったニキビケア成分を使っていると、肌はとくに乾燥しやすくなる。保湿成分のベタインと、余分な皮脂を吸着するカオリンを組み合わせたSkinfix(スキンフィックス)の泡洗顔のように、皮脂を落としながらうるおいも守るタイプが候補になる。

朝は水だけでもいい?肌を傷めない洗い方

洗顔は朝晩の1日2回が基本。朝は寝ている間の汗や皮脂、夜のスキンケアの残りを、夜は日焼け止めやメイク、1日分の汚れを落とす。ただし、肌がひどく乾燥している、炎症が起きている、湿疹が悪化しているといった時は、朝の洗顔がかえって刺激になることも。サエディ医師は、そんな時は朝は水ですすぐだけにして、やさしい洗顔料は夜だけ使うよう勧めている。

洗い方については、米国皮膚科学会(AAD)が、ぬるま湯で顔を濡らして洗顔料を指先でなじませること、ゴシゴシこすらないこと、すすいだ後はやわらかいタオルで押さえるように水気を取ることを推奨している。タオルやスポンジでこするのも刺激になるという。コベッツ医師も、何度も洗い直したりこすったりするのはバリア機能を損なう原因になると注意を促す。

もうひとつ覚えておきたいのは、保湿タイプでも「洗顔料は保湿剤の代わりにはなりません」というサエディ医師の言葉。洗顔料はうるおいを奪いすぎずに汚れを落とすもの、保湿はその後のスキンケアで行なうものと役割を分けて考えたい。洗顔後の肌がつっぱらず、落ち着いた状態なら、その後の保湿ケアにもつなげやすい。メイク前の乾燥が気になる人は、乾燥する季節の保湿下地の選び方もあわせてチェックしてみて。

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