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同姓同名の子の死「名前を変えて」亡き子の親からの切実な願いに、妊婦は心を折られて<名前が決まらない>

  • 2026.10.28

妊娠中の夏美さんは、夫・冬彦さんとともに、おなかの赤ちゃんの性別を義両親へ報告しに行きました。しかし、赤ちゃんが女の子だとわかると、義両親は「名前なんてどうでもいい」と言い、跡継ぎへのこだわりを主張したのです。
一度は名付けを夏美さんに丸投げした冬彦さんでしたが、「自分も考える」と約束。ところが、名付けに向き合わない冬彦さんに失望し、夏美さんは思わず家を飛び出します。その後、無事に仲直り。赤ちゃんの名前は「サクラ」に決まりました。

ところが数週間後、おなかの赤ちゃんが男の子だと判明。義母が自宅に押し掛け、「名前を決めさせて」と言い出しましたが、冬彦さんは拒否します。すると、義母は「不幸になる名前」と言いながら、次々と名前を挙げ、その後も脅すような発言を続けました。義母の言葉や名前が決まらないことへの不安から、夏美さんは悪夢を見るようになっていきます。

義母が「冬彦」という名前を気に入らず、冬彦は幼少期から名前を呼んでもらえなかったというつらい経験を知った夏美さんは、これまで冬彦さんが名付けに消極的だった理由にも納得し、思わず涙しました。

無事に男の子の名前が決まりましたが、出産3カ月前に突然冬彦さんから「名前を考え直して」と告げられます。戸惑った夏美さんが理由を尋ねると、「亡くなった親戚の子と、同姓同名だから反対された」と言うのでした。

自信をなくしてしまったママ

「縁起が悪いとか言うなんて、間違ってる。親戚の人の気持ちを考えなよ!」と怒りをあらわにした夏美さん。すると冬彦さんは、その名付けを反対しているのは義母だけではなく、「(子どもを亡くした)親戚の人から『特別な名前だから、私たちに残してほしい』と言われた」と告げます。

それを聞いた夏美さんは、もうその名前をつけられないことを確信し、名前を考える自信をなくしてしまいます。

「お義母さんが言う通り、私がつけたのが間違いだったのかも」

そう言い、冬彦さんに「一緒に考えてほしい」と頼むのでした。

▼ようやく決まった名前を考え直すことになり、自信をなくしてしまった夏美さん。義母から否定され続けたこともあり、自分の名付けが間違っていたのではないかと感じてしまったのでしょう。

名付けにはさまざまな思いが込められているもの。今回のように、知らなかった事情があとから明らかになることもあります。大切なのは、誰かの意見に振り回されるのではなく、夫婦で気持ちを伝え合い、納得できる名前を考えること。お互いに支え合いながら、わが子への思いを込めた名前を選べるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部

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