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F1マックス・フェルスタッペンのパートナー、ケリー・ピケとは? 華麗な経歴と素顔に注目

  • 2026.10.27
Mark Thompson / Getty Images

F1界のトップレーサー、マックス・フェルスタッペンのパートナーであり、「パドックの女王」として圧倒的な存在感を放つケリー・ピケ。世界王者の父をはじめ、兄弟もレーサーという名門一家に生まれながら、モデルやPRとして自立したキャリアを築く現代のアイコンです。愛娘たちとの温かな家庭生活からエッジの効いたファッションまで、その素顔に迫ります。

Gilbert Carrasquillo / Getty Images

ドイツ生まれブラジル育ち! 4カ国語を操る華麗なジェットセッター

ケリー・ピケは1988年12月7日、ドイツのホンブルク生まれの現在37歳。父親はブラジル出身の元F1世界王者ネルソン・ピケ、母親はオランダ出身の元モデルであるシルビア・タムスマで、ブラジルとオランダの双方にルーツを持っています。

幼少期の多くを母親とともに南フランスの陽光あふれるサントロペで過ごした後、12歳のときに父親の母国であるブラジルへ移住し、15歳まで同地で生活しました。その後はイギリスへ渡って全寮制の寄宿学校(ボーディングスクール)で学び、高校の最終学年を再びブラジルに戻って修了するなど、まさに生粋の国際派セレブとしての学生時代を過ごしています。

高校卒業後、当時17歳だったケリーはアメリカ・ニューヨークへ渡り、メリーマウント・マンハッタン大学へ進学。国際関係学を専攻し、政治学と経済学を中心に学びました。こうした多国籍なバックグラウンドから、ポルトガル語、英語、フランス語、オランダ語の4カ国語を流暢に操るマルチリンガルに成長。現在は世界の富豪やF1関係者が集まるモナコを拠点に、モデル、PR、コラムニストとして自立したキャリアを築いています。

Mark Thompson / Getty Images

パートナーはマックス・フェルスタッペン

ケリーのパートナーであるマックス・フェルスタッペンは、1997年9月30日生まれの29歳。オランダ人の父ヨス(元F1ドライバー)と、ベルギー人の母ソフィー(名カートドライバー)の間に生まれ、ベルギーとオランダの二重国籍でもあります。

マックスは2015年、わずか17歳でF1デビューを果たし、「史上最年少F1ドライバー」の記録を樹立して世界中に衝撃を与えました。そして2021年に自身初となるF1世界選手権ドライバーズチャンピオンを獲得して以来、連覇を達成。すでにF1歴代優勝者ランキングのトップ10(歴代3位)に名を連ねるなど、現代のF1界に君臨する絶対王者です。

サーキットではライバルを圧倒する勝負強さを見せつけるマックスですが、プライベートでは大のゲーム好き。家族や身近な仲間との時間を何より大切にしています。

Mark Thompson / Getty Images

父はF1王者&母はモデルのサラブレッド! 兄と弟もレーサーの名門ピケ家

モータースポーツ界において、「ピケ」の名は特別。ケリーの父ネルソン・ピケ(写真左から2番目)は、1980年代にブラバムとウィリアムズで計3度の世界チャンピオンに輝き、通算23勝を挙げたF1界屈指のレジェンドです。

母のシルビア・タムスマも、オランダ出身のファッションモデルとして世界各地のショーや広告で活躍した経歴を持ちます。

さらに、兄であるネルソン・ピケJr.(写真左)は元F1ドライバーであり、電気自動車レース「フォーミュラE」の初代年間王者に輝いた実力派。弟のペドロ・ピケも国際F3やF2で活躍したプロレーサーです。世界最高峰の舞台で戦ってきたレーサーたちに囲まれ、幼い頃からパドックを身近に見て育った環境が、ケリー自身のキャリアや現在に自然とつながっているのかもしれません。

Yaro Roland / Getty Images

モデル、PR、ウェルネスコーチとしてマルチに活躍

「有名レーサーの娘」や「王者のパートナー」という肩書にとどまらず、多方面で自らのキャリアを築いてきたケリー。

ニューヨーク滞在中からファッション業界に携わり、高級百貨店バーグドルフ・グッドマンでバイヤーを務めたほか、有名ファッション誌のラテンアメリカ版ではスタイリストアシスタントを経験しました。モデルとしても活動の場を広げ、ルイ・ヴィトンやペペジーンズといった人気ブランドの広告に起用されるなど、インフルエンサーとしても定期的なプロモーションを展開しています。

また、かつてアフリカ・タンザニアで英語を教えるボランティアをした経験を持ち、彼女自身「人生で最も意義深い時期の1つだった」と振り返っています。この経験をきっかけに、現在は子どもたちを支援する慈善団体の立ち上げにも意欲を見せているよう。他にも、女性誌への寄稿や、モナコを拠点とする健康・ウェルネスコーチとしての活動など、マルチな分野で活躍を続けています。

Pietro S. D'Aprano / Getty Images

芯のある自立した生き方に注目

2023年1月には、有名モード誌のオランダ版で単独カバー(表紙)に抜擢。同誌のインタビューでは、パートナーに依存せず自立した生き方を貫く理由を、次のように率直に明かしています。

「結局のところ、サーキットはマックスの仕事場です。普段、パートナーのオフィスにずっとついていったりはしませんよね? 私は毎朝、『今日は自分自身の何かを成し遂げるぞ』という意欲を持って目覚めたいのです。そうでなければ、自分の力も輝きも失ってしまいますから」

パートナーの世界を深く尊重しながらも、自分自身の活動や目標を明確に持ち続ける芯の強さがうかがえます。

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シングルマザーの決断まで

マックスと交際する以前、2017年1月からケリーはロシア出身のF1ドライバーであるダニール・クビアトと交際していました。

2019年7月、ケリーはクビアトとの間に第一子となる長女ペネロペちゃんを出産しました。その翌日に開催されたドイツGPでは、雨による大波乱のレース展開の中、クビアトが3年ぶりとなる3位に。レース後、彼はこの快挙を前日に誕生したばかりのペネロペちゃんとケリーに捧げ、大きな話題を呼びました。

しかし同年12月、2人は交際を解消し、ケリーはシングルマザーとして娘を育てる道を選びました。

その後、彼女がマックスと結ばれたことで、モータースポーツ界には大きな衝撃が走ります。実は2016年、クビアトが名門レッドブルのレギュラードライバーから外れた際、その後任として抜擢されたのが当時18歳だったマックスだったのです。

元パートナーからシートを引き継いだ因縁のドライバーと後に恋に落ちるという数奇な巡り合わせは、メディアやファンの間で大きな話題に。それでも当事者たちが過剰に語ることはなく、ケリーとクビアトは現在も娘のために友好的な関係を保っています。

Handout / Getty Images

9歳年下の王者マックスと気になる結婚の行方

ケリーとマックスの出会いは2016年に遡ります。きっかけは、マックスのF1参戦初期に親しくなったケリーの兄ネルソン・ピケJr.の紹介でした。モナコでの夕食の席で初めて顔を合わせた際、すぐに意気投合したものの、当時は交際を始めなかった理由の1つに9歳という年齢差があったことを、ケリー自身も後に明かしています。

その後、友人関係を経て2020年から本格的な交際へと発展。2021年の元日に、2人はインスタグラムで海辺でのツーショットを公開し、交際を公表しました。マックスが「僕が愛を見つけたように、皆さんも愛と幸せに恵まれますように」と綴り、ケリーも「愛こそが世界を動かす原動力」と新年のメッセージを添えて投稿しています。

現在2人はモナコで一緒に暮らしており、パドックやSNSでも公認のカップルとして親しまれています。気になる結婚について、2023年12月にメディアからプロポーズの予定を問われたマックスは、「結婚? もう公の場で日付を言うようにプレッシャーをかけられているね!」とユーモアを交えつつ、「今はケリーととても幸せだけど、いつひざまずいてプロポーズするかは決めていない。これはすべて自然に起こるべきこと。いつか書類にサインをして、正式な形にする日が来るかもね」とコメントしています。

互いにとって心地よいペースを尊重しながら、関係を育んでいる様子がうかがえます。

Mark Thompson / Getty Images

仲良しなステップファミリー

モナコの自宅で、ケリーが前パートナーとの間にもうけた長女ペネロペちゃん(愛称「P」)を交え、温かな時間を過ごしているケリーとマックス。血のつながりを超えたマックスとペネロペちゃんの良好な関係は、F1ファンの間でも広く知られています。

その様子が伝わるきっかけとなったのが、マックスが自宅から配信しているシミュレーターレースの生中継のときのこと。真剣にレースへ打ち込むマックスの部屋にペネロペちゃんが無邪気に訪れ、「マクシー!」と呼びかけながら抱きついたり、お茶会ごっこに誘ったり、顔や腕にシールを貼ったりする姿が画面に映し出されました。普段のサーキットで見せる鋭い勝負師の表情とは一変し、笑顔で優しく応じるマックスの姿は、SNS上で大きな反響を呼びました。

グランプリの現場でも、表彰台の下からマックスに無邪気に駆け寄る姿がキャッチされるなど、自宅でもサーキットでも、2人は親密で温かな関係性を築いているようです。

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2025年に待望の次女リリーが誕生! 愛猫と暮らすモナコでの温かな日常

2024年12月、ケリーとマックスはインスタグラムで「ミニ・フェルスタッペン=ピケが生まれる予定」と妊娠をサプライズ発表。そして2025年5月、リリーちゃんが誕生しました。2人は病院のベッドで生まれたばかりの愛娘と写るモノクロ写真とともに、「愛してるよ」と温かなメッセージを添えて喜びをシェア。ケリーにとっては2人目、マックスにとっては初めての子どもです。

現在一家は、2人の娘たちや2匹のベンガル猫に囲まれ、モナコの自宅で穏やかなプライベートを過ごしています。ケリーは家庭生活と両立しながら自らのキャリアを成功させる姿を見せることで、「娘たちにとって自立した女性の良い手本になりたい」と語っています。なお、まだ幼いリリーちゃんに関しては、過度な注目から守るためSNSへの顔出しを控える方針のようです。

Clive Mason / Getty Images

SNSの中傷を跳ね返す母の覚悟と王者のサポート

世界最高峰のドライバーのパートナーであり、自身も絶大な知名度を誇るインフルエンサーだからこそ、時にネット上のいわれのないバッシングや根拠のない憶測に直面することも。

2024年、長年にわたる悪質な噂や加工画像などの攻撃に対し、ケリーは自身のインスタグラムで毅然とした長文メッセージを発信。公人として自身への批判や様々な意見を受け止める姿勢を示しつつも、「私を標的にするのは構わないけれど、子どもたちを巻き込むことだけは絶対に許されません」と宣言し、母親として守るべき絶対的な境界線を社会に向けて明確に突きつけました。

このメッセージに対し、マックスも公の場で即座にケリーを全面的に支持。「ネット上の嘘や中傷は狂気じみていて、本当に馬鹿げている。僕たちの真実は家族の中にあり、僕たちはとても幸せだ」と語り、愛するパートナーと家族を全力で擁護しました。

周囲の心ない声に惑わされることなく、大切な存在を毅然と守り抜く2人の団結力は、多くの共感を呼びました。

Pascal Le Segretain / Getty Images

サーキットをランウェイに変える、エッジの効いたパドック・スタイル

グランプリの週末、サーキットのパドックに現れるケリーのスタイリングは、常に世界中のファッションメディアの注目を集めています。

「パドックの女王」とも称される彼女の着こなしは、甘さを抑えたエッジの効いたアプローチと、堂々としたグラマラスな華やかさが特徴です。

Kym Illman / Getty Images

パドックでのベースとなっているのは、ハイブランドのアイテムを肩肘張らずに日常へ落とし込む巧みなバランス感覚。シックな黒ジャケットにストレートデニムを合わせたミニマルな引き算スタイルから、煌びやかな装飾を施したデニム・オン・デニムにショートパンツを合わせたヘルシーな肌見せスタイルまで、開催都市の空気感に合わせた柔軟な着こなしを披露。引き締められたボディラインを際立たせるメリハリのあるシルエット作りを得意としています。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

その一方で、各国のファッションウィークやカンヌ国際映画祭のレッドカーペットといった華やかな社交界では、サーキットでの辛口なムードから一転。フェザーをあしらった優美なイブニングドレスや大胆なカッティングのドレスを堂々と纏い、圧倒的なオーラを放ちます。

パドックで見せる抜け感あふれるカジュアルと、格式あるオケージョンでのグラマラスなドレスアップ。シーンに合わせて自身の魅力を自在に操る高いセルフプロデュース力こそ、彼女が唯一無二のスタイルアイコンとして支持される理由です。

※この記事は2026年10月27日時点の内容です。

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