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東京消防庁「注意してください」登山中にヘリコプターを見かけたら…「まるでエアガンの乱射」「気をつけたい」

  • 2026.11.7
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

東京消防庁の公式X(旧Twitter)アカウント(@Tokyo_Fire_D)は、2026年11月2日、登山やハイキングを楽しむ際の注意事項を発信しました。山中でヘリコプターを見かけたときに気をつけたいのが、「ダウンウォッシュ」です。

「むやみに近づかないようにしましょう」落木や落石のおそれも

ダウンウォッシュとは、ヘリコプターの運航時に発生する強い吹き降ろしの風のことです。

東京消防庁は投稿で、この風によって落木や落石が起きるおそれがあると説明。「安全のためにもむやみに近づかないようにしましょう」と呼びかけています。

同庁は昭和41年からヘリコプターを導入し、救助や消火、救急などに活用してきました。災害現場では、空中で停止する「ホバリング」をしながら、隊員が降下するなどの活動を行うこともあります。救助活動中も、周囲では吹き降ろしの風に注意が必要です。

同庁の検証資料には、ダウンウォッシュによる過去の事故も記載されています。2014年10月26日には、愛媛県の国際サイクリング大会で、取材ヘリの風で滑り止め用マットが飛ばされ、競技者2名に衝突しました。

また、2016年5月4日には、鳥取県で林野火災の消火準備中、消防防災ヘリコプターが着陸しようとした際に風で真砂土が舞い上がり、自動車などが損壊しました。風そのものだけでなく、風によって周囲の物が飛ばされる危険もあります。

接近への驚きや、小石を受けたという体験談も

今回の投稿には、「思っていたよりも近いところまでヘリが来ることがある」と、機体との距離に関する声が寄せられています。

また、「山で遭遇する機会は少なそうだけれど、気をつけたい」と、注意喚起を受け止める声もありました。

「ヘリの下で荷物を待っていたとき、小石が勢いよく当たったことがある」という体験談も見られました。自身の経験を振り返り、飛ばされた小石について「まるでエアガンの乱射」と表現し、その怖さに触れています。

一方で、「ヘリが近づくのは、かなり切迫した状況なのでは」と、接近する場面そのものに目を向ける声も見られました。

上空だけでなく、足元や周囲にも注意を

山梨県も、救助活動中のヘリコプターについて、ダウンウォッシュが地形や天候の影響で広範囲に達することがあると注意を呼びかけています。少し離れた場所にいても、転倒したり、飛散した小石や枝でけがをしたりする可能性があるということです。

同県は、遭遇した場合には橋の上や崖際を避け、安全な位置まで離れるよう案内しています。急斜面や岩場などで速やかに避難できない場合は、体勢を低くして安定した姿勢を取り、帽子やタオルなども飛ばされないようにする必要があります。

ヘリコプターが上空にいることと、地上の安全が確保されていることは別です。山中で見かけたときは、むやみに近づかず、吹き降ろしの風と周囲の飛散物にも注意を向けましょう。


参考:
東京消防庁(@Tokyo_Fire_D)公式Xアカウント 2026年11月2日投稿
大型ヘリコプターがホバリング時に発生させるダウンウォッシュの風速測定に関する検証(東京消防庁)
ヘリコプター救助活動時の注意事項(山梨県)

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