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「えっ、私の後ろにですか?」慣れない店でレジ待ちの列に並んだつもりの私。だが、前の女性が驚いた理由

  • 2026.10.26

慣れない店で見つけた、レジ待ちの列

仕事帰りの夕方、普段はあまり利用しない店に立ち寄りました。

夕飯の材料をかごに入れ、レジへ向かったのですが、店内は買い物客で混み合っていました。

レジの手前には背の高いお菓子や小物の棚が並び、通路が二つに分かれています。奥にレジは見えるものの、棚が邪魔で会計待ちの列がどちらに伸びているのか、よく分かりません。

私が手前の通路に入ると、お菓子の棚のそばに女性が立っていました。

私より少し若く見える女性で、手には小さな箱を持っています。

「あ、ここが最後尾かな」

私は女性がレジを待っているのだと思い、その後ろに並びました。

ところが、しばらく待っても前に進みません。

女性は手にしていた箱を棚に戻すと、今度は別のお菓子の袋を取り、裏返して眺めています。

私は、会計を待つあいだに商品を選んでいるのだと思っていました。

「ずいぶん時間がかかるなあ…」

通路の先をのぞいても、棚に遮られてレジの様子はよく見えません。

前の人に聞いてみようかとも思いましたが、声をかけるタイミングを逃し、そのまま待ち続けてしまいました。

「並ばれてます?」女性の一言に赤面

何分かたったころ、ふと後ろを振り返ると、いつの間にか私の後ろにも、かごを持ったお客さんが何人か並んでいました。

すぐ後ろにいた年配の女性と目が合い、軽く会釈を交わします。

「ここ、すごく混んでますね」

「そうですね。全然進まなくて…」

ほかの人も並んでいるのを見て、私はやっぱりここが列なのだと安心してしまいました。

そのときです。

前の女性がお菓子の袋を棚に戻し、こちらを振り返りました。

私の顔を見て、さらに後ろに並んでいる人たちを見た女性は、不思議そうな表情を浮かべました。

「あの……並ばれてます?」

「え? はい、並んでますけど…」

そう答えると、女性は驚いたように目を丸くしました。

「えっ、私の後ろにですか?ごめんなさい、私、商品を見てただけなんです」

「えっ!そうなんですか!?」

女性は棚の向こう側を指さしました。

「レジの列、あっちですよ」

言われたほうへ少し移動してのぞいてみると、棚を挟んだ反対側の通路に、本当のレジ待ちの列が長く伸びていました。

「うわっ……!すみません! 私、ずっと勘違いしてました!」

恥ずかしさで一気に顔が熱くなりました。

慌てて後ろの人たちにも事情を説明すると、みんな驚いた顔をしています。

「すみません、私が間違えて並んじゃって……」

すると、年配の女性が笑いながら言いました。

「あら、そうだったの!私もてっきり列だと思って。つられて並んじゃいましたね」

その言葉に、周りからも小さな笑い声が上がりました。

私たちはそろって本当の列の最後尾へ移動しました。

振り返ると、最初の女性はまたお菓子を選び始めています。

見知らぬ女性の後ろに何分も並び、しかも自分の後ろにまで列を作ってしまった私。

慣れない店だったとはいえ、ひと言確認すればよかったと、今でも思い出すたびに恥ずかしくなります。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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