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1日で満喫する【ヴェネツィア】ゴールデングース創業者の「ヴェニスマート」から博物館まで40代のためのおしゃれ旅計画

  • 2026.10.25

これまでヨーロッパの国々を旅してきましたが、イタリアはフィレンツェしか行ったことがありませんでした。しかもそのときオリーブオイルにあたって(!)大変な思いをし、ああ、イタリアは私にとって縁がない国なんだ……思っていました。しかし今回、ヴェネツィアに行く機会が発生。ヴェネツィア、イタリアの中でも特に気になっていた街!
 
が、限られた時間は1日のみ。行きたいところをギュッと詰め込んでみました。あいにくの雨、というかむしろゲリラ豪雨だったのですが、結果的にめちゃくちゃ楽しめました! ということで、今回は40代ライターが全力でおすすめしたいヴェネツィアの観光スポット&魅力を、テンション高めにお届けします。ヴェネツィア観光の計画がおありの方のお役に、少しでも立ちますように!

高級水上タクシー「モトスカーフォ」はまるで大人のアトラクション!

クラシックな佇まいが、ヴェネツィアの街の雰囲気ともマッチしていました!

私はヴェネツィアから車で約30分のホテルに滞在していたのですが、今回は高級水上タクシー「モトスカーフォ」を利用してみました。この日は大雨で運河も荒れていたので、かなり揺れました。それがアトラクションのようで、個人的にはめっちゃ楽しかったです!
 
このタクシーは完全プライベートになるのですが、前もって予約するのがベストとのことです。ちなみに料金の目安は、私が乗ったローマ広場からサン・マルコ広場までは、確か約80ユーロ(日本円で約14,800円)でした。乗る場所や人数、荷物の量などによって異なるそう。もちろんゴンドラを楽しむのもイイですが、水上タクシーも他では体験できないのでぜひ!

TAXIのフラッグもなんだかカッコいい!

ナポレオンが絶賛した世界で最も美しい広場「サン・マルコ広場」へ

サン・マルコ寺院は圧巻。イスラム美術の影響も受けているらしく、個人的にかなり好きなテイストでした

ヴェネツィアといえば、世界で最も美しい広場のひとつと称されている「サン・マルコ広場」。何世紀にもわたってヴェネツィア共和国の政治や経済、宗教の中心であり続け、かつてナポレオンが「ヨーロッパで最も優雅な応接間」と絶賛したことでも有名です。その近辺には「サン・マルコ寺院」や「ドゥカーレ宮殿」といった見どころも満載。
 
広場を囲む美しい回廊にはさまざまなショップも並び、なんと世界最古のカフェもあるそう。カフェでエスプレッソなどを味わいながら、美しい広場を眺めるのもいいですよね。日本では味わえない贅沢なひとときになることうけあいです。

サン・マルコ広場を囲む回廊も素敵♡ ヴェネツィアングラスの美しいシャンデリアにも注目を!

何時間でも迷子になりたい! ヴェネツィアは細い路地歩きも楽しい!

ヴェネツィアは道も狭く、街全体が巨大迷路みたいで楽しい!

「カッリ」と呼ばれる細い路地もヴェネツィアの醍醐味。一歩足を踏み入れると巨大迷路のようで、ここなら何時間でも迷子になっていいかも! と思ってしまいました(笑)。だって、どの路地も美しく、数百年前のレンガの壁や歴史的な建物に遭遇できたり、絵葉書のような素敵な景色に出会えるんですから。
 
雨の日はかなり歩きにくいですが、またそれもイイ思い出。ちなみにこういった路地の奥には、地元の人が足繁く通う立ち飲み居酒屋「バーカロ」もあるそうで、気に入ったところにふらりと立ち寄るという過ごし方もオススメです。
 

こちらはコンタリーニ・デル・ボーヴォロ宮殿の外壁にある螺旋階段「スカラ・コンタリーニ・デル・ボーヴォロ」。迷路のように入り組んだ狭い路地の突き当たりに、隠れるように建っているのもヴェネツィアらしい感じもよかったです

伝説の歌劇場と麗しの宮殿で、ヴェネツィアの奥深いアートと歴史を堪能

「フェニーチェ劇場」

きらびやかなゴールドとラピスラズリ・ブルーの内装は、18世紀当時の華麗なロココ様式を最先端の音響技術とともに蘇らせたもの

サン・マルコ広場から徒歩約5分の細い路地の奥にある、イタリアオペラ界最高峰の名門歌劇場「フェニーチェ劇場」。イタリア語で”不死鳥”を意味するそうですが、それにはきちんとした理由があります。この劇場は、なんと歴史上3度も大火災によって建物が全焼しているんです。その度に完璧に復元されていることから、こう呼ばれているそうなんです。
 
20世紀最高と称えられた伝説のソプラノ歌手、マリア・カラスと縁が深いことでも知られ、彼女の伝説の多くがこの劇場から始まったとか。劇場の3階席のボックス回廊エリアには、ヴェネツィアで大躍進を遂げた黄金期(1947年〜1954年)に焦点を当てた常設展もあるので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!

「モチェニーゴ宮殿・コスチューム&フレグランス博物館」

ドレスをはじめ、小物の展示もかなり興味深かったです。ビジューが贅沢に施されたな赤い帽子は本気で欲しかった(笑)

想像以上に面白かったのが、サンタ・クローチェ地区にある「モチェニーゴ宮殿・コスチューム&フレグランス博物館」。18世紀貴族の暮らしや華麗なファッションの歴史、そしてヴェネツィアの香水文化を一度に体感することができます。
 
ここはかつてヴェネツィア共和国の最高権力者を何人も輩出した超名門「モチェニーゴ家」の邸宅だったそうで、一歩足を踏み入れるとフレスコ画が描かれた見事な天井やロココ様式の豪華な家具、美しいシャンデリアなどが当時の配置のまま保存されていて、18世紀の貴族の邸宅に迷い込んだような感覚を味わえます。衣服とテキスタイルの展示も膨大で、映画の衣装のようなアンティーク・ドレスのコレクションはかなり目の保養になりました。
 
 
ヴェネツィアの香水の歴史を楽しめるのも、この博物館の魅力。東西貿易の中心地として世界中から貴重なスパイスや香料を独占していた歴史があり、ヴェネツィアがかつて香水の街であったことも知ることができます。オルファクトリー(嗅覚)ステーションでは、歴史的な香料やスパイスの香りを楽しめるので、そちらもぜひ体験してみて!

16世紀の香水職人のアトリエが美しく再現されていたり、何千点もの貴重なアンティークのガラス製香水瓶のコレクションも展示されていたり、見応えも満点です!

【ゴールデングース】創設者が手がける【VENICE M'ART】が洒落散らかしていて、マジで欲しいものだらけでした!

「VENICE M'ART」は、欲しいものだらけで困りました(笑)

個人的にヴェネツィアで一番テンションが上がったのが、「VENICE M’ART(ヴェニスマート)」です。ここはヴェネツィア出身の【ゴールデングース】の創設者夫婦が手がけていて、2022年に開業した最高級ブティックホテル「ザ・ヴェニス ヴェニスホテル」のコンセプトストアで、とにかく洒落散らかしているんです!
 
スーパーマーケットやレトロな市場をイメージしたキッチュで遊び心ある店内も最高に洒落ているし、センスのいいアイテムが所狭しと並べられています。コンバースやチャンピオンなどの人気ブランドとのコラボアイテムがあったり、セレクトアイテムもセンスが光るラインナップで、マジで欲しいものだらけ! 悩みに悩んでスニーカーとTシャツをゲットしましたが、スーツケースに余裕があったらもう少し買いたかった(笑)。
 
日本では【マルティニーク】で一部取り扱いがありますが、とにかく店がおしゃれなのでヴェネツィアに行ったらマストで訪れてほしいスポットです!
 

お店のスタッフもみんなおしゃれ。彼が着ているつなぎも最高にカッコよかったです!

40代ライターのリアルバイはこちら!

私はダルメシアン柄の【ヴァンズ】のスニーカーをゲット。こちらはラス1で、かつセール品だったのでかなりお得に購入できました!

おじさんのイラストがキャッチーなTシャツもゲット。こちらは39ユーロ(日本円で約7,215円)でした

老舗「カンティーナ・ド・スパーデ」でヴェネツィアグルメを舌鼓

本当にどれも絶品でお酒も進みました(笑)。私のお気に入りは、アンチョビが乗ったゆでタマゴ♡

ヴェネツィアで最も古い酒場のひとつとして知られている「カンティーナ・ド・スパーデ」でランチ。かなりの人気店のようで、外には行列ができていましたが、立ち飲みの方もいたりするので、意外とお店の回転は早そう。ここの名物はチケッティと呼ばれる小皿料理やおつまみ。ヴェネツィアは魚介料理が有名なので、シャコや貝、エビのパスタなどをいただきました。お腹に余裕があったら、イカ墨パスタも食べたかった!
 

歴史を感じる店の雰囲気も最高で、居心地もめちゃよかったです!

ヴェネツィアでハマったのが、伝統的なアペリティフ「セレクト」です。アペロールほど甘すぎず、カンパリほど苦すぎない、絶妙なお味で何杯でもいけちゃいます(笑)。ちなみにこちらは日本ではほとんど手に入らないので、気に入ったらスーパーで買うのがオススメですよ!

一度は訪れてみたかった水の都ヴェネツィア。街全体が映画のセットのようで、中世から時が止まっているような感覚でした。だって、車やバイクといった近代的な乗り物が存在しないんですから。圧倒的な非日常感を味わえる素敵な街でした! 次回はヴェネツィアのホテルにも泊まりたいな。
 

協力/イタリア靴メーカー協会、イタリア大使館貿易促進部、ヴェネト東部産業連盟

text:Kyoko Chikama
 
 
※本記事の情報は2026年9月渡航時のものです。1ユーロ=185円で計算しています。

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