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『メイドインアビス 目覚める神秘』舞台挨拶でプロデューサーがファンへリクエスト?「AIが拾っちゃうので…」

  • 2026.10.24

アニメ「メイドインアビス」劇場シリーズ【第一部】となる『メイドインアビス 目覚める神秘』(公開中)の公開記念舞台挨拶が10月24日、新宿バルト9にて開催され、原作のつくしあきひと、小島正幸監督、山下愼平プロデューサーが登壇し、劇場シリーズへの思いや今後の構想についてファンに伝えた。

【写真を見る】原作のつくしあきひと、ナナチとファプタの着ぐるみにメロメロ

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【写真を見る】原作のつくしあきひと、ナナチとファプタの着ぐるみにメロメロ

貴重な遺物が眠る秘境の大穴アビスを舞台に、少女リコと少年ロボットのレグたちの冒険を描く「メイドインアビス」は、テレビアニメ第1期が2017年7~9月、2020年1月には劇場版『深き魂の黎明』(20)が公開し、第2期「烈日の黄金郷」が2022年7~9月に放送された。

原作のつくしあきひと
原作のつくしあきひと

本作は6年ぶりの劇場版で劇場シリーズ【第一部】として公開、すでに【第二部】の制作も発表されたばかり。山下が「実は【第二部】の制作も、だいぶ進んでいます!」と伝えると、会場は大きな拍手に包まれた。原作のつくしが「自分の首をしめるようなコメントになりますが…」と前置きしたうえで、「一刻も早く次が観たい!」と本作の感想を語ると小島監督がすかさず「すべては先生にかかっています!」と切り込み、観客は大盛り上がり。つくしが本作で映像化を楽しみにしていたのは滑落亭のシーンだそうで、「原作では見開きで雰囲気を掴んでほしいという想いでしたが、アニメだとそういうわけにはいかないですよね」とニヤリ。小島監督が「はい!」と即答し、その一言で大変さが伝わってきたが、大変だったがとても気に入っているとも話すと、つくしは満面の笑みで「観られてよかったです!」と感謝していた。

腰が痛い…と制作の大変さを語った小島正幸監督
腰が痛い…と制作の大変さを語った小島正幸監督

映画だからこその表現について「原作の熱量がすごいのでTVアニメで表現しようとすると、なかなか難しい。劇場シリーズが実現したので、原作の熱量を冷まさせないような画面作りを今回、特に気にしてやっていました」と語った小島監督。つくしと小島監督で相談など、やりとりも多かったそうで、「もうちょっとほしい…と言われてネームを描いた場所もあるます」と振り返ったつくし。これに対し、小島監督は「ネームを絵コンテにつけたりして作っていきました」と流れを補足していた。

10周年の企画が盛りだくさんとアピールした山下愼平プロデューサー
10周年の企画が盛りだくさんとアピールした山下愼平プロデューサー

山下は本作の制作裏話を披露。「劇場シリーズは2期の途中からすでに話していました。『メイドインアビス』の打ち合わせは土曜のお昼。会社員ですが土曜日です…」と苦笑いの山下だったが「ずっと定期的にやっていて。仲良く作っています」とニコニコ。山下のこのコメントにつくしもノリノリで入り込み、シリーズ構成・脚本を務める倉田英之の自宅のエアコンの状態など、話題は作品だけでなく雑談が飛び出す楽しい打ち合わせだと話していた。

ナナチとファプタが動くたびに、観客は大喜び
ナナチとファプタが動くたびに、観客は大喜び

今回は「観る入場者特典」としてミニアニメ『ひめさま日記』が上映されている。この日上映された第1弾のミニアニメ「おつうじ」について「本編のあとになんてもの観せるんだ、という感じですが…」と山下が笑うと、会場も笑い声に溢れる。「モザイクいらなかった!」と話したつくしは「倉田先生がうんこが大好きなので…」と微笑み、小島監督も「『メイドインアビス』では違和感がない!」と作品にピッタリだとコメント。「エンドロールを観ないで帰る人もいるので、本編スタートにしたかったけれど、今回は本編のスタートを考慮して、後ろにつけました」と説明した山下が、「そのせいで、みなさんにひどい思いをさせました」とお詫び。小島監督が「感想がうんこになっちゃう…」と苦笑いすると、山下が「うんこならまだいいのですが、クソアニメとかって書き込むと最近は、AIがそれを拾ってしまい賛否両論になってしまいます。たしかにうんこは出てくるのですが、『#クソアニメ(笑)』くらいにして柔らかくしてください!」とリクエストする場面もあった。

フォトセッション時には様々なポーズを披露していた
フォトセッション時には様々なポーズを披露していた

アニメ「メイドインアビス」は来年で10周年を迎える。これまでの歩みを振り返り、取り巻く環境の変化はあったのかとの質問に「プレッシャーが強くなりました」と答えたつくし。山下が「『いつ次があるんですか?』みたいなことをずっと言っちゃってます。申し訳ないなと」とお詫び。するとつくしは「もう観た、って言われないように、次以降もめちゃめちゃおもしろくしていこうとは思っています!」と宣言。小島監督が「原作が進んだらどんどんすごいことになっていく。これはアニメにできないんじゃないか、と先生が僕らに言っているような気がして」と話すと、つくしは「なるべくそうしようと思っています(笑)」とニヤニヤ。小島監督も「やっぱりそうですよね」と納得すると、つくしは「ここで日和ったらちょっとという感じで、次もすごいのかますぞって」と気合が入っていることを告白し、ある種の挑戦状ようなものでもあると、盛り上がっていた。

「君たちどうなっちゃうんだろうね〜」とつくしが話しかける場面も
「君たちどうなっちゃうんだろうね〜」とつくしが話しかける場面も

フォトセッションにはナナチとファプタの着ぐるみが登場。つくしがメロメロになるなか、最後の挨拶へ。山下は「来年は10周年なのでいろいろとイベントとかも仕掛けていきたいと思っています!」と語り、観客から大きな拍手と歓声が湧き起こる。小島監督は「原作が完結するまで作りつづけられたらいいなと思っています。第2弾は5年と言わず、もっと短いスパンでみなさんにお披露目できればと思っています」と力強く思いを伝える。つくしは「これから君たち、どうなっちゃうんだろうね…」とナナチに語りかけながら、「原作を完結することを目標に頑張っていきます!」と宣言すると、会場には「頑張って!」「楽しみ!」「ありがとう!」といった声があちこちから飛んでいた。

取材・文/タナカシノブ

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