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ルシウス・マルフォイとは?ドラコの父の悪行と杖、最後まで解説

  • 2026.10.24

ルシウス・マルフォイは、『ハリー・ポッター』に登場するドラコ・マルフォイの父で、純血の名家マルフォイ家の当主だ。表向きは魔法省に顔のきく名士だが、その正体はヴォルデモートに仕える死喰い人。『秘密の部屋』の事件の黒幕のひとりでもある。この記事では、ルシウスの人物像と家族、シリーズでの悪行、杖と失墜、最後、そして演じたジェイソン・アイザックスまでを解説する。

ルシウス・マルフォイとは?【プロフィール】

純血の名家マルフォイ家の当主で、死喰い人

項目内容
英語表記Lucius Malfoy
家柄純血の名家マルフォイ家の当主
出身寮スリザリン
家族妻ナルシッサ(旧姓ブラック)、息子ドラコ
住まいウィルトシャーのマルフォイの館
正体ヴォルデモートに仕える死喰い人
杖ニレの木、ドラゴンの心臓の琴線
外見長いプラチナブロンドの髪、冷たい灰色の目
映画で演じた俳優ジェイソン・アイザックス

原作によると、ルシウスは莫大な財産と人脈を持ち、魔法省の高官にも影響力を持つ名士だ。ホグワーツの理事も務め、息子のドラコには純血主義を叩き込んで育てた。ドラコ・マルフォイの高慢な態度は、まさにこの父親ゆずりのものだ。

ルシウスの家族は?

妻ナルシッサはシリウスのいとこ、息子はドラコ

続柄名前どんな人物か
妻ナルシッサ・マルフォイ旧姓ブラック。ベラトリックスの妹で、シリウスのいとこ
息子ドラコ・マルフォイハリーの同級生でライバル
義姉ベラトリックス・レストレンジナルシッサの姉。ヴォルデモートの腹心
孫スコーピウス・マルフォイドラコの息子。『呪いの子』でアルバス・ポッターの親友になる

マルフォイ家は、ブラック家とも婚姻でつながる純血の名門だ。妻ナルシッサの姉ベラトリックスはヴォルデモートの最も熱狂的な部下で、ナルシッサのいとこにあたるシリウス・ブラックは家を捨てた異端者。純血の一族同士の複雑な関係が、物語の背景に横たわっている。

ルシウスは何をした?シリーズでの悪行

『秘密の部屋』では、ジニーの鍋にリドルの日記を忍ばせた

ルシウスの最も大きな悪行は、『秘密の部屋』での事件だ。ダイアゴン横丁の書店フローリシュ・アンド・ブロッツで、ルシウスはジニー・ウィーズリーの教科書の間に、トム・リドルの古い日記をこっそり忍ばせた。この日記こそ、ヴォルデモートの分霊箱のひとつだった。日記に操られたジニーによって秘密の部屋が開かれ、ホグワーツは大混乱に陥る。

作品ルシウスの主な行動
『秘密の部屋』リドルの日記をジニーに渡し、秘密の部屋の事件を引き起こす。ダンブルドアを停職に追い込む
『炎のゴブレット』復活したヴォルデモートのもとに、死喰い人として再び姿を現す
『不死鳥の騎士団』魔法省の神秘部で予言を奪おうとする死喰い人を指揮する。失敗して逮捕される
『謎のプリンス』アズカバンに収監されている。罰として息子ドラコが危険な任務を負わされる
『死の秘宝』館を本部にされ、杖をヴォルデモートに奪われる。一家は闇の陣営で居場所を失う

『秘密の部屋』の結末では、ハリーが日記を使ってルシウスを出し抜き、マルフォイ家の屋敷しもべ妖精ドビーを解放する。ハリーが日記にはさんだ靴下を、ルシウスがそうとは知らずにドビーへ放り投げたことで、ドビーは自由の身になった。主人に服を与えられることが、屋敷しもべ妖精の解放の条件だったからだ。

ルシウスはなぜアズカバンを免れていた?

「服従の呪文で操られていた」と主張し、罪を逃れた

ヴォルデモートが最初に倒れたあと、ルシウスは自分は服従の呪文で操られていただけだと主張し、アズカバン行きを免れた。その後も莫大な寄付と人脈で魔法省に取り入り、表向きは尊敬される名士として振る舞い続ける。ウィーズリー氏は、ルシウスが魔法省に大金を寄付して影響力を買っていることを苦々しく思っていた。

しかし『不死鳥の騎士団』で、神秘部の戦いに死喰い人として加わったことが明らかになると、ついに逮捕され、アズカバンに送られる。名家の当主として築いてきた地位は、ここで一気に崩れ去った。

ルシウスの杖はどうなった?

ヴォルデモートに奪われ、ハリーとの戦いで粉々に砕けた

原作によると、ルシウスの杖はニレの木とドラゴンの心臓の琴線でできている。映画では、蛇の頭の飾りがついたステッキの中に杖を仕込んでいる姿が印象的だ。

『死の秘宝』で、ヴォルデモートはハリーとの戦いのために、自分の杖の代わりにルシウスの杖を差し出させる。しかし、ハリーを追う空中戦で、ハリーの杖が放った金色の炎によってルシウスの杖は粉々に砕けてしまった。杖を奪われ、館を本部として使われ、闇の陣営での地位も失ったルシウスの姿は、かつての傲慢さが嘘のように惨めなものだった。各キャラクターの杖は杖の一覧でも紹介している。

ルシウスの最後は?

ホグワーツの戦いで息子を探し、戦いに背を向けた

『死の秘宝』の最終決戦で、ルシウスと妻ナルシッサの頭にあったのは、ヴォルデモートの勝利ではなく息子ドラコの安否だった。禁じられた森で、ヴォルデモートに命じられてハリーの生死を確かめたナルシッサは、ドラコが生きているかをこっそりハリーに尋ね、ハリーが生きているのに「死んでいる」と嘘をつく。この嘘が、ヴォルデモート敗北の決定打のひとつになった。

戦いの終わり、マルフォイ一家は大広間の片隅で身を寄せ合い、もはや自分たちがどちらの陣営に属するのかもわからないまま、ただ家族で一緒にいることを選んだ。純血主義と権力にすがってきた男が、最後にたどり着いたのは家族だったのだ。

演じたジェイソン・アイザックスは?

長い金髪とステッキは、本人のアイデアだった

映画でルシウスを演じたのは、英国の俳優ジェイソン・アイザックス。『秘密の部屋』から最終作まで出演した。長いプラチナブロンドの髪と、杖を仕込んだステッキという印象的な姿は、アイザックス自身が提案したものだと本人がインタビューで語っている。息子ドラコを演じたトム・フェルトンとは、撮影後も親しい関係が続いていることで知られる。

まとめ:ルシウス・マルフォイの要点

  • 純血の名家マルフォイ家の当主で、ドラコの父。正体は死喰い人
  • 『秘密の部屋』でリドルの日記をジニーに渡し、事件を引き起こした
  • 最初の戦争後は「服従の呪文」を言い訳に罪を逃れたが、神秘部の戦いで逮捕された
  • 『死の秘宝』では杖をヴォルデモートに奪われ、その杖は砕け散った
  • 最終決戦では息子を探し、最後は家族と身を寄せ合った

権力と血筋にすべてを賭けた男が、最後に守ろうとしたのは家族だった。ルシウス・マルフォイは、ハリポタの悪役の中でも、その没落ぶりがもっとも人間くさく描かれた人物だ。悪役の一覧とあわせて読むと、ヴォルデモート陣営の人間模様がよくわかる。(フロントロウ編集部)

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