1. トップ
  2. ニコール・キッドマンの“マキシバング”に学ぶ、大人の前髪アップデート術

ニコール・キッドマンの“マキシバング”に学ぶ、大人の前髪アップデート術

  • 2026.10.23
Getty Images

きちんとカットされた前髪は顔立ちのよさを引き出し、視線を自然と顔へ集める。なにより前髪は、意図して選んだことがひと目で伝わるスタイルだ。だからこそ瞬時に印象を決定づけ、装い全体をまとめ上げてくれる。

それを誰よりも知っているのが、ニコール・キッドマンだ。この数カ月、彼女は長い前髪がいかに万能かを身をもって示してきた。センターで分けたカーテンバング、ジェーン・バーキンを思わせるふんわりと風をはらんだブロースタイル、長いレイヤーになじませたアレンジは、そのほんの一例。そして先日の「シャネル」2027年春夏ショーでは、長いままの前髪、つまり“マキシバング”を披露。軽く質感を出したナチュラルな仕上がりで登場した。

Pierre Mouton / Getty Images

この日のルックを手がけたのは、ヘアスタイリストのジョン・ノレ氏。彼によれば、このスタイルの主役はあくまでカットそのものだという。前髪は中央を短く、頬骨へ向かうにつれて長くなるように切られている。目指したのは、できる限り自然に見せること。「道具を使って髪を彫刻しながら、何も手を加えていないような印象に仕上げる。とてもフランス的でしょう」と、ノレ氏は語った。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

「まずブラシを使ってブロー。次にストレートアイロンで一度“フラット”な状態に整えてから、自然な動きを加えました。最後にプロダクトを手のひらでなじませて質感を足しています」とノレ氏。そして、このスタイルの土台となってボリュームを生んでいるのが、フランス語でレイヤーを意味する“デグラデ”だと明かす。

長い前髪をこんなふうに肩の力を抜いて楽しむスタイルは、顔を優しく縁取ってくれるから、年齢も髪質も問わず似合いやすい。ニコールのようにたっぷりと質感を出すもよし、前髪なしの気分の日はピンで留めて流すもよし、とアレンジの幅も広い。前髪デビューを考えている人にとっても、無理なく始められる絶好の入り口になるはずだ。

Realization : Medina Azaldin Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ