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【漫画】「2万円抜いたでしょ。返して」この目で見たと、私を泥棒呼ばわりする幹事の友人。言い逃れできずに立ち尽くした

  • 2026.10.24
【漫画】「2万円抜いたでしょ。返して」私を泥棒呼ばわりする幹事の友人。目撃した場所を再現すると顔色が変わった

宿代を払う前の夜

宿代を払う前に、幹事の友人は2万円を抜いたでしょと言いました

2月の温泉旅行。大学時代からの友人3人で、1人2万円ずつ積み立てて出かけました。

合計6万円は幹事の友人が預かっていました。

出発前、私が宿代を先に払っておこうと提案しても、幹事は「当日でいい」と答えていたのです。

宿泊先は、昔ながらの小さな温泉旅館でした。

客室の入口には、上半分にすりガラスがはめ込まれた木製の引き戸があり、戸を開けると畳の部屋に置かれた座卓が見える造りでした。

翌朝は早く出発する予定だったため、夕食後に宿代を精算することにしました。

冷え込む2階の廊下に出ると、幹事の友人は先月買ったキャメル色のコートを肩に羽織っていました。

これから帳場へ向かおうとしたとき、幹事がピンクの封筒を開け、お金を数え始めました。

突然、幹事が声を上げました。

「4万円しかない。」

「2万円抜いたでしょ。返して。」

幹事の友人は、ガラス越しに私の手元まで見えたと言いました

幹事が言うには、夕方、私がお金を抜き取るところを目撃したというのです。

その時間、私たち3人は温泉に入っていました。

のぼせてしまった私は、ほかの2人より先に部屋へ戻っていました。

その後、もう一人の友人より先に湯から上がった幹事が、廊下から部屋の中を見たというのです。

私が奥の座卓で封筒からお金を抜き取るところを見たものの、旅行の雰囲気を壊したくなくて黙っていたと説明しました。

「ガラス越しに、手元まで見えた。」

「ピンクの封筒から、白いバッグへ。」

白いバッグは確かに私の物です。しかし、私は幹事のかばんにも、お金の入った封筒にも触れていません。

幹事が幼なじみの友人に同意を求め、私はうつむきました

お金なんて抜いていない。そう説明しようとする私を、幹事がさえぎりました。

「戸を閉めたから、安心したんでしょ。」

「ねえ、私が嘘つくと思う?」

幹事ともう一人の友人は、小学校からの幼なじみです。私は大学に入ってから2人と仲良くなりました。

もし幼なじみの友人まで幹事の言葉を信じれば、私は完全に孤立してしまいます。

もう一人の友人は目をそらしたまま、何も言いません。

私は言葉をのみ込み、廊下の床に目を落としました。

幼なじみに聞き返されて

もう一人の友人が聞き返し、私は顔を上げて手を差し出しました

しばらく沈黙が続いた後、もう一人の友人が顔を上げ、幹事の方を向きました。

「本当に、見えたの?」

「この目で、はっきり見た。」

幼なじみの友人が、初めて幹事の説明に疑問を口にしたのです。

そのとき、私はあることに気づきました。

幹事が廊下から見たという、部屋の引き戸です。

言葉だけで否定しても、疑いは晴れません。私は顔を上げ、封筒を貸してほしいと幹事に手のひらを差し出しました。

戸を閉めると、奥に立つ私の姿はぼんやりとした人影になりました

幹事は鼻で笑いながら、封筒を私の手にのせました。

私は白いバッグを肩にかけたまま部屋に入り、格子戸を閉めました。

夕方に自分がいた座卓の前に立ち、封筒からバッグへ何かを移すしぐさをします。部屋の明かりも、夕方と同じようにつけたままです。

「廊下から、私の手元を言ってみて。」

しかし、引き戸の上半分には、白く曇ったすりガラスがはめ込まれています。

廊下からは、部屋の奥に立つ私の姿がぼんやりとした人影にしか見えません。

封筒の色も、バッグの色も、手元の細かな動きも分からないのです。

幹事は戸に顔を近づけましたが、何も答えられませんでした。

コートを買うために旅行代金を使ったと認め、幹事の友人は立ち尽くしました

戸を開けて廊下に出ると、私は封筒を幹事ではなく、もう一人の友人に渡しました。

幹事が一歩踏み出した拍子に、肩に羽織っていたコートがずり落ちました。

「影の動きで分かったんだから!」

「ピンクも白も、影には出ない。」

封筒からお金を抜き取るようなしぐさは分かったとしても、すりガラス越しに封筒やバッグの色まで見えるはずがありません。

それなのに、幹事はピンクの封筒から白いバッグにお金を移したと、具体的に説明していたのです。

もう一人の友人もその矛盾に気づき、幹事をじっと見つめました。

見えないはずの色を、どうして言い当てられたのか。幹事は理由を説明できず、次第に視線を落としました。

そして、とうとう小さな声で打ち明けたのです。

「このコートを買うのに、少し借りただけ……」

幹事は、預かっていた旅行代金から2万円を使い込んでいました。

旅行までに返すつもりだったものの、用意できなかったといいます。

前払いを断ったのも、そのためでした。お金が足りないことを私のせいにしようと、目撃した話まで作っていたのです。

私は、足りない2万円は今夜中に自分で用意すること、宿代は3人で一緒に払いに行くことを告げました。

もう一人の友人が小さくうなずき、幹事に不足分をどうするのか確認しました。

それまで私を一方的に責めていた幹事は、何も言い返せません。

ずり落ちたコートもそのままに、冷たい廊下で立ち尽くしていました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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