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「さっきは危なかった!謝って!」ホテルのエレベーターに駆け込んだ女性。だが、コンビニ前で娘に注意された瞬間

  • 2026.10.23
「さっきは危なかった!謝って!」ホテルのエレベーターに駆け込んだ女性。だが、コンビニ前で娘に注意された瞬間

エレベーターに駆け込んできた女性

旅行先のホテルで、思いがけないトラブルに遭ったときのことです。

そのホテルには最上階に大浴場があり、私は夜、お風呂に入ろうと客室のある階からエレベーターに乗りました。

扉の横に立って最上階のボタンを押し、閉まるボタンに指を伸ばした、そのときです。

年配の女性が、開いている扉に向かって勢いよく駆け込んできました。

驚いて手を止めると、女性は私の指先を見て、険しい顔をしました。

「ちょっと!危ないでしょ!閉めないでよ!」

「あ、すみません」

とっさに謝りましたが、女性は不満そうな表情のままです。

扉はまだ閉まり始めてもいません。

そもそも私は、閉まるボタンを押していなかったのです。

それでも女性は何度もため息をつき、最上階に着くと、私より先に降りていきました。

少し嫌な気分になりましたが、旅行中に揉め事を起こしたくはありません。

私はそのまま大浴場へ向かいました。

コンビニの前で再び呼び止められた私

お風呂を出たあと、冷たいものが食べたくなり、一階のコンビニでアイスを買いました。

ところが、店を出たところで突然声をかけられたのです。

「ちょっと、あなた!」

振り向くと、先ほどエレベーターで一緒になった女性が立っていました。

女性は私に近づくなり、大きな声で言いました。

「さっきは危なかった!謝って!」

「えっ……さっき謝りましたけど」

「ちゃんと謝ってないでしょ!挟まれるところだったのよ!」

私は困ってしまいました。

「あの、閉めるボタンはまだ押していませんでしたよ」

「だからって、あんなことされたら危ないじゃない!」

何を言っても怒られてしまいそうで、返す言葉が見つかりません。

そのとき、コンビニから出てきた女性が、私たちのほうへ歩いてきました。

「お母さん、どうしたの?そんな大きな声出して」

年配の女性を「お母さん」と呼んだので、娘さんだと分かりました。

「聞いてよ。この人がさっき、私が乗ろうとしたのにエレベーターを閉めようとしたの!」

すると娘さんは、困ったような顔で母親を見ました。

「えっ、お母さん。さっきエレベーターに走っていったよね?私、見てたよ」

「それは……そうだけど」

「危ないから、駆け込むのはやめなよ。それで相手に謝れって言うのは違うと思うよ」

先ほどまで強い口調だった女性が、急に黙り込みました。

「でも、この人が……」

「もう、いいから。お母さんも落ち着いて」

娘さんはそう言ってから、私に向き直りました。

「すみません。母が大きな声を出してしまって……」

「いえ、大丈夫です」

私が答えると、母親も気まずそうに目をそらし、小さく頭を下げました。

そのまま娘さんに促され、二人はエレベーターのほうへ歩いていきました。

ようやくほっとして、手に持っていた袋をのぞくと、アイスはすっかりやわらかくなっていました。

せっかくお風呂でさっぱりしたのに、最後はこんなことになるなんて。

私は思わず、ひとりで苦笑いしてしまいました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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