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宮古島の仕事を紹介するWebメディア「島しごと図鑑」公開!島で働くことの中身を発信

  • 2026.10.22

島の人事部は、10月9日(金)、宮古島で働く人と会社を紹介するWebメディア「島しごと図鑑」を公開。介護、建設、自動車整備、農業・漁業、教育、飲食、宿泊などの仕事の現場を取材し、公開時点で25本の記事を掲載している。

島に戻るきっかけを届けたい

記事を読んで「これ、同級生だ」「誰々のお兄ちゃんじゃないか」と気づくことが、地元にもう一度目を向けるきっかけになる。「島しごと図鑑」では、すぐに戻らなくても、いまのスキルで地元を手伝う、副業や二拠点で関わるといった関わり方の入口も増やしていく。

島を出る前に島の仕事を知ってほしい

「島しごと図鑑」では、島を出る前の人へ、島にどんな会社がありどんな人がどう働いているのかを知ってほしいとの思いから、島を出る選択も大切にしたうえで、「島にもこんな仕事がある」ということを伝えている。それを知ることが、いつか島に戻る選択肢になるとの考えからだ。

住民になるための判断材料を発信

宮古島の現場は、短期で入れ替わる働き手に大きく支えられているという。「島しごと図鑑」は、その働き方を否定するものではない。ただ、地域の行事や文化を受け継ぎ、島の暮らしを一緒につくっていくのは、住民票を置いて暮らす人。「島しごと図鑑」では、腰を据えて島で暮らすことを考える人に、その判断材料を届ける。

管内の求人は就職希望者の約2倍という現状

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出典:ハローワーク宮古「雇用の動き 令和7年度計」「新規高等学校卒業予定者の求人・求職・就職内定状況(3月末時点)[/caption]

今年3月に宮古地域の高校を卒業して就職した76人のうち、島内に就職したのは25人。3人に2人が島の外へ出ている。一方で管内の求人は148人分と就職希望者の約2倍あり、仕事がないから島を出ているのではなく、島の仕事が見えないまま進路が決まっている。

島内では働き手そのものが減っている。宮古地域の有効求人倍率は2025年度平均1.56倍と11年連続で1倍を超えているが、求人数の減少(前年度比7.4%減)以上に求職者数が減少(同12.6%減)。それでも、島の暮らしを支える地場の会社ほど発信にお金と時間をかけられず、人を採り、育てようと踏ん張っている姿は島の外に届いていないという。

「島しごと図鑑」の特徴

「島しごと図鑑」では、仕事の大変なところも記事に入れ、「アットホームな職場」のような、どの会社にも書ける言葉は使っていない。すべての原稿は、公開前に本人と取材先が確認している。

また、未経験で入った人の最初の3か月、繁忙期の働き方、子育てとの両立など、島で働くことを決めるときにいちばん知りたいことを記事にしている。「台風のとき、島の職場はどうなるか」「島に戻って働くということ」など、島で働く・暮らすことを考える記事も掲載している。

さらに、記事の下から、読者が取材先へ直接メッセージを送ることができる。

加えて、発信にお金をかけられない地場の会社ほど、知ってほしい現場を持っているという考えから、「島しごと図鑑」では掲載料・取材費を無料としている。記事と写真は、取材先が自社の採用サイトやSNSで自由に活用できる。

「島しごと図鑑」の今後の展開

「島しごと図鑑」では今後、子育て応援企業の特集を展開。「家族経営でしがらみが多い」「土日は休めない」といったイメージを実際の職場で確かめ、家族で島に戻る・移り住む選択肢を考える人に届ける。また、高校・進路指導と連携し、島を出る前の若者が地元の会社を知る機会として、学校での活用を進める。

さらに、若者の流出と担い手不足は多くの地域に共通する課題であることから、宮古島で培った取材・編集の仕組みを、同様の課題を抱える石垣島・名護・奄美大島へも広げていく。

「島しごと図鑑」は、UIターンや移住定住の促進、関係人口の創出、地元就職の後押しに取り組む自治体・地域団体との連携を歓迎しており、地域の仕事と人を「見える化」する取り組みについて相談を受け付けている。

島の人事部 代表のコメント

島の人事部 代表取締役の千田泰平氏は、以下のようにコメントしている。

「島を出た人のところに流れていく宮古島の情報は、問題になった出来事か、観光で来た人の投稿か、だいたいそのどちらかです。しかし島の中では、介護や建設、農業の現場で、人を採り、育てようと踏ん張っている会社がいくつもあります。

その姿を、島を出た人にも、これから島を出るかもしれない若い人にも見てほしい。そして、島で働く人が、島で暮らす住民として根を張れるようにしたい。島を出た人が戻ってくるには、いまの島の大人の仕事が元気でなければ難しい。島の未来は、大人の仕事の中にあると考えています」

宮古島で働く人や会社を取材し、その中身を届けるWebメディア「島しごと図鑑」をチェックしてみては。

島しごと図鑑 URL:https://shima-work.com

(yukari)

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