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『探偵!ナイトスクープ』30歳だが、いまだに反抗期。15年間会話していない父とバージンロードを歩きたい!

  • 2026.10.21

『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に、京都府の女性(30)からある依頼が届く。もうすぐ花嫁になる依頼者は、着々と結婚式の準備を進めているが、ひとつだけ心配なことがある。それは64歳の父親と歩くバージンロードだ。高校生の頃の反抗期をきっかけに、依頼者は15年以上もの間、父親とまともに会話をしていない。お互い頑固な性格ゆえに歩み寄ることもなく年月が過ぎてしまった。そんな父は、仕事を引退した後一気に老け込み、今では杖なしでは歩けない状態に。しかしなんと、娘とバージンロードを歩く練習を陰でこっそりしているらしい。今回の依頼は「自分からの依頼であることは伏せたまま、父が杖なしでまっすぐバージンロードを歩けるよう、手助けしてほしい」「これをきっかけに、父との関係をもう一度築けたら」というものだった。

田村裕(麒麟)探偵が、挙式を1週間後に控えた依頼者のもとへ向かう。依頼者は実家を離れて暮らしているため、連絡を取るのは母だけ。実家に帰った時の様子を隠し撮りしたところ、会話以前に目すら合わせない。結婚報告も「母づたい」だったそうだ。

母親によると、父親は「(歩きたい)気持ちはあるけど体が思うように動かない」状態にあり、しかも原因不明のまま足の状態は悪化していくばかり。それだけに、娘からの歩み寄りがもたらした雪解けの気配に、母親は「よかったなぁって」と安堵の涙を流す。

まずは母親が父親を外に連れ出し、探偵が街頭インタビューを装い接触する。父の本音を探ると、バージンロードを杖なしで歩きたい気持ちはあるものの、足がガクガクで「無理ですね」と弱気モードだ。そこで番組の企画としてトレーニングを提案すると、すんなりOKしてくれた。

専門家の診断で、「扁平足(へんぺいそく)」が歩行困難の一因と判明。足裏の筋肉をほぐしてから、体のバランスをとりやすいように、夫婦での「二人三脚」で歩く練習をスタートした。仲良く歩く夫婦の姿を見ていた探偵は、ふと「どうせなら本番と同じ相手と練習した方がいいのでは?」とひらめいた。そこで、依頼者に練習相手になることを提案すると……。

挙式当日にネタバラシを予定していた依頼者は、「心の準備が……」と一度はためらった。だが、これは逃してはいけない大きなチャンスだと悟り、父と向き合う覚悟を決めた。父親が1人で待機する部屋に、静かに入っていく依頼者。父親は「なんでこんなところにおるん?」と目を丸くした。

今回のトレーニングが娘の発案だと知った父は、「そうやったんか」と噛みしめるように微笑んだ。とはいえ、15年のブランクは簡単には埋まらない。無言の時間が流れ、依頼者の表情もこわばっている。父親が「バージンロードって本当にするの?」と絶好球を放り込んでも、「します…」としか打ち返せない。ようやく意を決して「一緒に、歩けたらいいなと思うんで」とぶっきらぼうに伝え、父親と自分の足をベルトで結ぶ。

説明もないまま、二人三脚の練習が始まった。「イチ、ニ、イチ、ニ」と不器用に歩く2人の姿を、母親は嬉しそうにモニター越しに見守っている。探偵から「バージンロード、杖なしで歩きますか? 杖ありで歩きますか?」と聞かれた父親は、「杖なしで歩きます」ときっぱり答えた。

そして1週間後の挙式当日。チャペルへ向かう二人三脚が、2人の最後の練習だ。父娘の雰囲気は、だいぶ和やかになっている。

新郎と参列者が待つチャペルに入る直前に、娘は「反抗期は卒業します」と宣言。そして扉が開き、父親は杖を使わずに、娘を新郎の元へとエスコートした。

家族の絆を取り戻す最高の形で、今回の依頼は大成功で幕を閉じた。この感動的なVTRは、10月16日に放送された『探偵!ナイトスクープ』で公開された。

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