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占いが当たるからみんなに頼られる。思い込みから占いに固執していた彼ママ【私を占う彼ママ】

  • 2026.10.20

太郎さんと付き合って1年になる有子さん。太郎さんとの関係には満足していますが、占い好きの彼の母親に振り回されることにモヤモヤを抱えていました。占いの相手として普段から頻繁に呼び出されるだけでなく、太郎さんとの旅行の日程やホテルまで無理やり変更され、しまいには「占いで出たから」と強引に旅行に同行してくる始末。限界に達した有子さんが不満を爆発させると、太郎さんは「占いよりも大事にしないといけないことがあると気づいた」と言って必死に謝り、これからは大事にするからと同棲を提案してきました。その後、話し合いを重ねて同棲を始めた2人。しばらくは幸せな日々に満足していた有子さんでしたが、ある時、占いにはもう頼らないと言っていた太郎さんが、実はずっと母親に日常の行動を占ってもらっていたことが発覚。太郎さんを信じられなくなった有子さんは家を飛び出し、そのまま友人の家に数週間居候させてもらいました。このまま自然消滅だと思っていた頃、2人の別居を知った太郎さんの母親から「赤い物を身に付けて12時に喫茶店に来て」と強引に呼び出されます。待ち合わせ場所に行くと、太郎さんは「元々占いは信じてない」と言って復縁を求めてきましたが、有子さんは太郎さんが占いを信じて行動していたことを指摘。太郎さんの母親から「占いを信じないから円満に仲直りできないのよ」と責められた有子さんは、髪をかき上げ赤色のインナーカラーと赤色のピアスを見せ、赤いハンカチを取り出しました。占い通りにしてもいい結果になるとは限らないことを見せつけられ意地になる母親に、有子さんは数日前に近所の人から聞いたことを話します。近所の人たちは太郎さんの母親に占ってもらうことを喜んでいたけれど、みんな「全然当たらない」と言っていたのです。それを聞いた母親はショックを受け「私が可哀想だったから?」と卑屈になって言いました。

私には占いしかない

ママ広場

太郎のお母さんがこんなにも占いに固執するのは、お母さんが昔、占いを通して自分の居場所を見つけたからだと知りました。占ってあげることでご近所の方々との交流を深めたお母さんは、「全然当たらない」とみんなから言われていること知ってとてもショックを受けていました。でも、お母さんのところに来る人たちは、当たらないと分かっていて占ってもらっていたのです。それを聞いたお母さんは、自分がみんなから憐れまれていると感じたようでした。

「私は占いしか出来なくて・・占いがあるから皆よくしてくれて。だから占いは絶対なのよ・・!!」お母さんは、自分に言い聞かせるように言いました。

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「違いますよ。そんなこと言ってないですよ」そう否定すると、お母さんは「なにが違うって言うのよ!」と感情的になり泣き出してしまいました。

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私は、ご近所の女性から聞いた話を詳しく伝えました。当たらないと知りながらもみんながお母さんに占ってもらいに行っていたのは、お母さんが悩みを真剣に聞いて一緒に考えてくれるから。お母さんと話すのが好きだから。それを聞いたお母さんは、また涙ぐみました。

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「私もお母さんと話をするの好きでした。別にタロットだって風水だって、好きにしていいと思います」笑顔でそう伝えると、「じゃ、じゃあ俺も・・」と太郎がぼそり。私とお母さんは「「太郎は少し黙ってて」」と声を揃えました。

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「私・・全然知らなかった・・。みんなが頼ってくれるのが嬉しくて・・。占いが当たるってことだけが強みだったのに、まさか当たってなかったなんてねー!」と笑ったお母さんは、「みんな優しいなぁ、本当に・・」と涙を流しました。みんなが必要としているのは『占いができる自分』だと思っていたお母さん。でも、お母さんは占いがなくてもみんなから慕われていたのです。

お母さんがあんなにも占いに固執していたのは、自分の価値は占いができることだけだと思っていたからなのですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

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