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プロ4人が教える即効上達のヒント!アイアンとパットの悪いクセを直すコツ

  • 2026.10.20

いい弾道やスコアを求めるよりも、スイングのレベルアップを図ろう! 悪いクセを矯正するヒントをツアープロが伝授します。

今回は、薗田峻輔、木下稜介、三ヶ島かな、堀川未来夢の4人のツアープロが、アイアンとパッティングの即効上達のヒントをまとめて解説。ポイントは、自分の悪いクセに合ったヒントから取り入れることです!

薗田峻輔|両ワキを締めてショートスイング

プロ4人が教える即効上達のヒント!アイアンとパットの悪いクセを直すコツ
ワキを締めて体の回転で打てば、インサイド・イン軌道で球のつかまりがよくなる。左右対称の小さい振り幅からはじめよう

コスリ球の原因として、「ワキのあまさ」が挙げられます。ワキが開いて腕が体から離れると手打ちのカット軌道になりやすく、球がつかまりません。このミスを直すには、両ワキを締めたショートスイングが効果的です。

まず腕を外旋させて、手のひらを上に向けながらヒジをワキ腹につけます。上腕(二の腕)で胸をはさむ感じでワキを締めたら、ヒジから先を内旋させてグリップするのがコツ。こうやって腕と体の一体感を高めたら、左右対称の小さい振り幅を作り、体の回転で打ってみてください。これはアイアンにかぎらず、ドライバーの上達にもつながりますよ。

ワキがあまいと球がつかまりません!

写真は極端な例だが、ワキが開くことで一体感や連動性が失われてしまうので注意しよう。

手のひらを上に向けてヒジをワキ腹につける

ワキを締めた体勢から、ヒジから先を内側に回してクラブを握ると、正しい構えになる。

振り幅は最大で肩の高さまで

振り幅は最大で肩の高さまで。クラブを振り上げなければ余計な動きが加わらない。

木下稜介|胸とボールの距離をキープする

プロ4人が教える即効上達のヒント!アイアンとパットの悪いクセを直すコツ
インパクトで胸の面を下に向けて、胸とボールの距離が変わらないように打つ

ヒッカケ癖のある人は、構えたときの「胸とボールの距離」をキープしてスイングしましょう。厳密にはトップで胸が右を向くぶん、ボールから少し離れますが、「距離をキープし続ける」という意識が大切。この距離を保てばスイング中の前傾姿勢が崩れず、ボールを正確にヒットできます。

体が起き上がるとインパクトでクラブが届かなくなるので、手(腕)を伸ばします。するとフェースがいつもより早くターンしてしまう。これがヒッカケの大きな原因です。僕もこのミスに悩んでいましたが、ダウンスイングで怖がらずにボールに近づくことで克服しました。

ボールとの距離が遠くなるとヒッカケのミスが突然出る

体が起き上がると手を伸ばして当てようとするため、フェースが早く返ってしまう。とくにドローヒッターはこの症状が出やすい。

ダフるのを怖がらずにボールに近づけば真っすぐ打てる

球を低く打ち出すイメージで振ることが大事。ボールに近づく感じで振り下ろそう。

アドレスでの距離をインパクトで再現!

胸とボールの距離を意識すれば、前傾姿勢がキープしやすくなり、ミート率と方向性がよくなる。

三ヶ島かな|胸を前に出さずにダウンブロー!

プロ4人が教える即効上達のヒント!アイアンとパットの悪いクセを直すコツ
アドレスから胸の位置を変えないことが前傾角度をキープするコツ

ダフリのミスを怖がる人ほど、インパクトでボールを上げようとして“あおり打ち”になっています。その打ち方は絶対にNGで、アイアンではダウンブローが基本です。ダウンブローのマスターは、高めにティーアップしたボールを打つ練習がオススメ。ティーアップしたボールを打つとヘッド軌道の確認もできます。

アイアンのミスが続くと、体をボールから遠ざけてしまう人も多いです。ボールとの距離に注意して、インパクトでは胸の位置をキープすることを意識。前傾角度が変わらないようにしてください。

パー3のティーアップより高くして、ボールだけを打つ!

ティーアップしたボールを打つときにトップしてしまう人は、あおり打ちになっている(中)。逆にティーを打ってしまう人は入射角がキツすぎて、ダフリが起こっている(左)。

最初はアプローチくらいの強さでヘッド軌道を確認

ティーアップしての練習は、最初はアプローチくらいの強さでヘッド軌道から確認する。今でもティーアップ練習はよくやります!

ハーフウェイダウンで胸の位置をキープ

ハーフウェイダウンで胸の位置がキープできていればシャフトが寝ないので、ダウンブローで打てる。

堀川未来夢|直立姿勢で肩の水平軌道をマスター

プロ4人が教える即効上達のヒント!アイアンとパットの悪いクセを直すコツ
直立姿勢で肩だけを水平に動かせばフェースをスクエアに動かせる。左右の肩の高さは変わっていません!

パッティングで気をつけてほしいのは、肩を上下させないことです。前傾した状態でストロークすると、バックスイングで右肩が上がり、フォローでは左肩が上がっているように見えますが、肩は前傾に対してレベルに動いているだけで上下していません。

この動きをマスターするには、直立姿勢になり空中でヘッドをストレートに動かして感覚をつかんでください。その後、前傾して同じように肩を水平に動かすと正しいストロークで振れます。肩を水平に動かすときは、首を支点にすると頭が動かなくなるので、軌道が安定しますよ。

右肩を上げたり手首を回すとフェース面がズレる

右肩を上げたり、手首を回すとフェース面がズレてしまう。

首を支点にして肩を左右に回すストロークを強化

両手をクロスさせて胸に当てると肩を水平に回す感覚が得やすい。感覚をつかんだら前傾して同じように肩を回す。

ヒジから下はほとんど動かさない!

肩を動かすと両ヒジから下はほとんど動かないので、ストロークが安定する。

いかがでしたか? コスリ球、ヒッカケ、ダフリ、パッティングの距離感など、悩みに合ったツアープロのヒントを取り入れれば、スイングのレベルアップにつながります。ぜひ練習で試してみてくださいね。

薗田峻輔
●そのだ・しゅんすけ/1989年生まれ、東京都出身。177cm、88kg。10年にプロデビューし、5戦目で初優勝という快挙を達成。

木下稜介
●きのした・りょうすけ/1991年生まれ、奈良県出身。174cm、75kg。得意クラブはアイアン。

三ヶ島かな
●みかしま・かな/1996年生まれ、福岡県出身。164cm。

堀川未来夢
●ほりかわ・みくむ/1992年生まれ、神奈川県出身。176cm、84kg。

構成=小山俊正、野中真一
写真=中野義昌、相田克巳、田中宏幸

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