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「最近観たおすすめの映画ある?」知人におすすめ映画を聞いた僕。タイトルを見て、すぐ返事できなかったワケとは

  • 2026.10.20
「最近観たおすすめの映画ある?」知人におすすめ映画を聞いた僕。タイトルを見て、すぐ返事できなかったワケとは

知人からのメッセージと、デジャヴのようなおすすめ

休日の午後、何気なくスマホを眺めていたときのことです。

観たい作品が思い浮かばず、知人にメッセージで尋ねてみることにしました。

「ねえ、最近観た中でおすすめの映画ってある?」

メッセージを送ってから数分後、すぐに返信が届きました。

「あるよ!『〇〇』って作品、展開が最高で絶対にハマると思う!」

画面に表示されたタイトルを見た瞬間、胸の奥で小さな引っかかりを覚えました。

その名前には見覚えがあったのです。

「ん?この映画って…」

記憶の糸を手繰り寄せると、予感は確信に変わりました。

実は半年前にも、この知人から全く同じテンションで熱弁された作品だったのです。

言えない本音と、残された小さなモヤモヤ

知人は初めて教えるかのような得意気な様子で、さらにメッセージを重ねてきます。

「本当におもしろいから騙されたと思って観てみて!」

「これ、前にも教えてくれたよ」と画面に入力しかけ、僕の指はピタリと止まりました。

なんとなく指摘するのを躊躇してしまったのです。

結局、僕は文字を打ち直して送信します。

「そうなんだ!教えてくれてありがとう、今度観てみるね!」

「うん、観たら感想教えてね!」

明るい返信を見つめながら、画面をそっと閉じました。

半年も前のたわいもない雑談なら、忘れてしまって当然かもしれません。

けれど、僕はしっかりと覚えていて、相手はすっかり忘れている。

その小さくて決定的な温度差に気づいてしまい、切なさがこみ上げます。

「僕との会話って、相手にとってはそれくらいのものだったのかな…」

スマホをテーブルの上に置き、深くため息をついた休日の一幕でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

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