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ルーヴル美術館にサーキットが出現! 軽やかさで魅了するルイ・ヴィトン 2027年春夏コレクション

  • 2026.10.20
Victor VIRGILE / Getty Images

パリ・ファッションウィーク終盤の10月7日(日本時間)、ルイ・ヴィトンが2027年春夏ウィメンズ・コレクションを発表した。ルーヴル美術館に作り込まれたショー会場に広がるのは、モータースポーツを彷彿とさせるサーキットのような空間。近未来の車のような無数の乗り物が止まったり、空に浮かんだりしている。

ウィメンズ アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールが今回のコレクションで掲げたのは、人とも、ファッションとも密接な関係にある「人間工学(エルゴノミクス)」。そんなアカデミックなテーマを探求していくなかで彼が見出したのは、人間の身体的な能力や動作から生まれる「軽やかさ」だった。

Courtesy of Louis Vuitton
Courtesy of Louis Vuitton

シフォンが重ねられたひざ丈ドレスや、メッシュ素材をドッキングしたシャツやパンツ、フューチャリスティックな輝きを放つ透け感のあるニットドレスは、歩くたびに空気をはらみ、春夏シーズンらしい清らかな風を運ぶ。

カラーパレットもペールトーンから始まり、ブラウン、グレーなど決して重たさを感じさせない展開に。後半では、ギンガム、千鳥格子といった多様なチェック柄やカリグラフィを思わせるプリントが登場した。あえて異なる柄のアイテムをスタイリングしたり、ひとつのドレスにドッキングしたりしてプレイフルな一面をのぞかせている。

人間工学に沿って心地よさを探求した今回のコレクションだが、ジェスキエールが得意とする立体的なフォルムはスポーティに解釈。シルクのような光沢のある素材にジップを施し、実用的かつラグジュアリーなウィンドブレーカー風のアウターを打ち出している。

Courtesy of Louis Vuitton

一方で、現代女性のライフスタイルにフィットするマスキュリンなルックも登場。日常着に欠かせないジャケットスタイルはボクシーなシルエットを構築し、ワイドなスラックスやミディ丈のスカートを合わせてモダンなエレガンスを演出している。またこの会場にぴったりなレザーのバイカージャケットは、あえてビジュー装飾が施されたスカートとコーディネート。リュクスでありつつも、リアリティを感じさせる装いに共感する女性は多いだろう。

Courtesy of Louis Vuitton
Courtesy of Louis Vuitton

軽やかさを象徴するアクセサリーとして登場したのは、ビジューが揺れるフリンジのヘッドピース。まるで前髪のようにモデルの額を覆い、デイリーに取り入れやすいドレスやジャケットスタイルにサプライジングなきらめきを添えた。

Courtesy of Louis Vuitton

バッグやシューズは、ミニマルかつコンパクトな仕上がりが際立つ。モデルたちが肩にかけた薄型のワンハンドルバッグは、身体に心地よくフィット。スムースレザーのフラップバッグも、しなやかな質感で日常での使いやすさを追求しているような印象だ。そんな新作バッグにはアイコニックなモノグラム・パターンも取り入れられ、メゾンに受け継がれるタイムレスな魅力をアップデートさせた。

Courtesy of Louis Vuitton
Courtesy of Louis Vuitton

足元には装飾をそぎ落としたシンプルなパンプスや、ポインテッドトゥのショートブーツ、またマニッシュなレースアップシューズをスタイリング。ウェアが軽やかな分、シューズには端正な要素を取り入れて、ほどよいバランス感を実践している。

Courtesy of Louis Vuitton

人の身体が入り、動くことによってさらにいきいきとするウェア。それらが共鳴することで成り立つファッション、そして服への愛情を、改めて思い出させてくれるコレクションとなった。

広瀬すずやHINATA(XG)、MAYA(XG)も! 2027年春夏コレクションに来場したセレブリティ

毎度、世界的な豪華ゲストがフロントロウを彩るルイ・ヴィトンのコレクション会場。今回日本からはアンバサダーの広瀬すずや、初参加のHINATA(XG)、MAYA(XG)がパリを訪れた。フォトコールでのスペシャルショットを総覧!

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