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ベルリンの日曜は蚤の市へ。時を重ねた美しいアンティークとの出会い

  • 2026.10.18

ベルリンの日曜は、ショッピング街は静かに閉じているお店が多い代わりに、蚤の市が大盛況。安くはないが、むしろアンティークなのに状態と質が素晴らしい、そこがグッドサプライズだ。


◆Flohmarkt am Arkonaplatz(アルコナ広場 蚤の市)

お節介だけどシャイで売り物に自信アリの店主たち

1970年代製、食洗器対応のビレロイ&ボッホやウェッジウッドなどのプレートは15~20ユーロが中心。

もはや旧東独製の古くて可愛らしいアイテムが安価に手に入るほど、ベルリンの蚤の市は甘くない。

客もヴィンテージ&シックな装いの人が多い。
創業1884年の「カーラ」の磁器。エッグスタンド各6ユーロ、ピッチャー8ユーロ。

それでもプロのバイヤーが一目置くのは、ドイツ特有の長続きするものづくりと、丁寧に使われたアイテムが豊富だから。

1960年代のドイツ製だが北欧風デザインの耐熱ガラス皿セット50ユーロと、オランダ製の塩&胡椒入れ10ユーロ。
旧東独時代のエッグスタンド×3はスプーンと塩入れも含めた揃いで36ユーロ。
1930年代製、手動巻上げの78rpmグラモフォン、レコード5枚付き150ユーロ。+10ユーロでもう5枚選んで購入できる。

価格は示してあるが手に取らないと見づらく、必然的に店主に声をかけることになる。彼らは買い手予備軍の熱量を瞬時に読み取り、貴重でレアなアイテムの概要を丁寧に、じっくり教えてくれる。

1900~1910年代のテーブルセンタークロスは約40×200cmで20ユーロ~。
旧チェコで1969年に製本された絵本10ユーロ。
左:1920年代のドイツ製、花柄カットグラスは3脚15ユーロ。右:旧東独製のウサギの木製人形35ユーロ。
1980年代のヴィンテージのラコステ、ローデンストック、レイバン、メッツラーなどのアイウエア。約90~200ユーロ。

価値の分かる人に納得して受け継いでほしいという雰囲気。だから写真NGでシャイな店主ばかりなのだが。

生活用品や家庭用のアクセサリーが中心。

Flohmarkt am Arkonaplatz(アルコナ広場 蚤の市)

所在地 Arkonaplatz 1,10435 Berlin
電話番号 0176 66666 715
開催日 日曜10:00~17:00(公休日を除く。冬季は~16:00)
https://www.flohmarkt-arkonaplatz.de/

文=南陽一浩 写真=橋本 篤 コーディネート=河内秀子

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