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好不調の波が激しくなる原因は?「一番重要な練習法は…」女子プロが解説

  • 2026.10.18

“なっち先生”こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。そこで「頭と心の中を変えるレッスン」を紹介します!

「わかった!」と思ってからが本当にうまくなる練習の出発地点!

好不調の波が激しくなる原因は?「一番重要な練習法は…」女子プロが解説
「わかった!」という閃きは、そのポイントを意識して、きちんと身につくまで反復練習を行なおう。「開眼したのはカン違いでした……と伝えてくる生徒さんに詳しく話を聞いてみると、もう別のことを付け加えたり取り組んでいたりする場合が多い。いい結果が出る動きや意識は、結構その人にとって正解であることが多いので、根気よく続けてみていいものなんですよ」(大谷)

私がゴルフをはじめたころは「トラック1台ぶんのボールを打ってからコースへ出なさい」と教えられてきました。まさに根性論です。

実際にそこまで打つ必要はありませんが、そういう気持ちは、これからのゴルファーにも引き継いでもらいたいですね。なぜならば、アマチュアの多くは、いい球が打てた瞬間に「できた!わかった!」と納得して、それにたどり着いた練習をすぐにやめてしまうからです。

ナイスショットのような成功体験は大切なのですが「わかった」だけでは「身についた」まではいたっていません。「わかった」は練習の出発地点。その「わかったこと」を繰り返し行なうのが本当にうまくなる時間なのです。とはいえ、私自身も経験がありますが、ひたすら繰り返す反復練習はとてもつらい……。

実感するほどの変化はほとんどありませんし、即効性もないので報われないと感じてしまいがち。そうなると、せっかく見つけた「わかった」に対して「本当にこれでいいのか?」と疑ってしまうときもありますし、「これだけでは足らない」と思って別のことに手を出してしまう。

つい何かを付け足したり、新しい発見を求めてレッスン動画で見つけた新理論に飛びついたりしてしまうなんて人も多いようです。ツアープロにもなれた私の練習時間を振り返ってみても、何が1番大切だったかというと“反復練習”でしたね。

それが疎かになってしまうと、基本が作れないのでスイングが簡単に崩れてしまいます。プロの世界では「再現性」という言葉が重要視されます。たとえクセの強いスイングでも反復練習によって高い再現性が身についていれば活躍できる。

厳しいことをいいますが「この技術ができるようになったからもうやらなくていい」と判断し、簡単に次に進もうとしたり、流行りの新しい理論に飛びつく人は好不調の波が激しい。レベルが上がる「わかった」を見つけたら、それを大事にしてコツコツと練習を続けていきましょう!

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください。

大谷奈千代
●おおたに・なちよ/1984年生まれ、兵庫県出身。05年のプロテストに合格。ステップアップツアー2勝、11年には賞金シードを獲得。現在はレッスンにやりがいを感じ、コーチに転身。アマチュアやプロの卵を精力的に指導している。

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