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「生活費を上げたのだから余裕あるでしょ?」外食代を一切払わなくなった彼が、私の作った表を見て黙り込んだ

  • 2026.10.18

生活費を増やしてから、財布を出さなくなった彼

同棲している彼とは、毎月同じ金額を出し合い、生活費に充てています。

外食代はそこに含めず、それぞれのお小遣いから半分ずつ払う約束でした。

ところが、物価の上昇で生活費が足りなくなり、話し合って2人とも同じ金額だけ負担を増やすことになりました。

問題が起きたのは、その直後からです。

彼が外食の会計で、まったく財布を出さなくなったのです。

レジでは私が支払うのを待っているだけ。最初は何か事情があるのかと思いましたが、それが何度も続きました。

ある日の帰り道、私は思い切って聞きました。

「ねえ、最近の外食代、ずっと私が払ってるよね?」

すると彼は、不思議そうな顔をして言いました。

「生活費を上げたのだから余裕あるでしょ?」

「え?私も同じだけ増やしたんだよ?」

「でも、そっちのほうがやりくり上手じゃん。俺はもうカツカツなの」

どうやら彼は、私なら何とかやりくりできると思っているようでした。

でも、やりくりが上手かどうかと、外食代を全部負担することは別の話です。

それなのに、次の外食でも彼は伝票に手を伸ばしませんでした。

レジの前で私の背中を軽く押し、冗談めかして言ったのです。

「はい、余裕のある人、お会計どうぞ」

「……そういう言い方、やめてよ」

彼にとっては軽い冗談だったのかもしれません。でも、私はもう笑えませんでした。

生活費が増えて大変なのは、お互い同じです。このまま私だけが払い続けるのは納得できませんでした。

テーブルに並べた明細を見て、彼が黙った理由

そこで私は、2人の収入から生活費を差し引くと、それぞれいくら残るのかを表にまとめることにしました。

生活費を増やす前と後で比較できるようにし、毎月の明細もひと月ずつそろえました。

ある夜、リビングのテーブルに表と明細を広げ、ソファでくつろいでいた彼を呼びました。

「ちょっと、これ見てほしいんだけど」

「何?家計簿?俺、今月もカツカツなんだけど」

「うん。だから、一回ちゃんと数字を見てほしいの」

私は表を指さして説明しました。

「生活費を増やしたあと、手元に残るお金を比べると、私のほうが少ないんだよ」

「えっ、そうなの?」

彼は表に顔を近づけ、明細と見比べ始めました。

生活費を引いたあとの金額は、確かに彼のほうが多くなっています。

「いや、でも…」

何か言いかけた彼でしたが、そこで言葉が止まりました。ほかの支出もあるでしょうから、この数字だけで実際の余裕までは分かりません。

それでも、私にばかり余裕があると決めつける根拠がないことは、伝わったようでした。

「私だって余裕があるわけじゃないよ。外食代は、最初に決めたとおり半分ずつにしよう」

彼はしばらく表を見つめていましたが、やがて小さくうなずきました。

「……ごめん。思いこんでた」

その顔は、耳まで赤くなっていました。

そして次に外食したとき、彼は会計の前に自分から財布を取り出しました。

大きな言い争いをすることなく、最初の約束に戻れたことに、私はほっとしました。

当たり前だと思っていたお金の分担も、きちんと話さなければ伝わらないのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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