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「いやもらってない!今すぐ謝れ!」お釣りが足りないと店員を怒鳴った男性客。だが、防犯カメラで確認した事実

  • 2026.10.18

夜のコンビニに響いた怒鳴り声

夜、夕食の買い足しにコンビニへ寄ったときのことです。

私はレジから少し離れたお菓子の棚の前で、商品を選んでいました。

すると突然、レジのほうから大きな声が聞こえてきました。

「おい、お釣りが足りないぞ!」

振り返ると、男性客がレジ台に片手をつき、身を乗り出していました。対応しているのは、若い男性のアルバイト店員です。

「申し訳ございません。でも、お釣りは先ほどお渡ししたかと…」

店員が説明しようとすると、男性はさらに声を荒らげました。

「いやもらってない!今すぐ謝れ!」

男性がレジ台をたたくと、店員は驚いたように肩をすくめ、何度も頭を下げました。

そこへ、奥から女性の店員が急いで出てきました。

「お客様、ただいま防犯カメラを確認しておりますので…」

「確認なんかいらない。早く謝れって言ってるんだ!」

男性は女性の言葉にも耳を貸そうとしません。

周囲のお客さんたちも、気まずそうに視線をそらしています。

私も気になりましたが、じっと見ているわけにもいかず、飲み物をかごに入れながら様子をうかがっていました。

店員が何度謝っても、男性の怒鳴り声は収まりませんでした。

店長が告げた、防犯カメラの映像

しばらくすると、奥から男性の店長が出てきました。

店長はアルバイト店員を後ろに下がらせ、男性客の正面に立ちました。

「お待たせしました。防犯カメラの映像を確認しました」

男性は腕を組み、待っていたとばかりに言いました。

「だったら分かっただろう。さっさと謝らせろ」

しかし、店長の返答は男性が期待していたものとは違いました。

「映像では、店員がお釣りをお渡ししていました。そのあと、お客様が小銭入れにしまうところも確認できています」

「え……?」

男性の声が急に小さくなりました。

店長が財布を示すように手を向けると、男性はしぶしぶ小銭入れを開きました。

中をのぞき込んだ男性は、しばらく小銭を確かめていました。

そして、何かに気づいたように動きを止めたのです。

つい先ほどまで大声で謝罪を求めていたのに、今度は何も言いません。

男性は顔を赤くしたまま財布を閉じ、うつむいてしまいました。

周囲のお客さんたちも、その様子をちらりと見ています。

結局、男性は店員に謝ることもなく、足早に店を出ていきました。

男性がいなくなると、店内はようやく静かになりました。

店長はアルバイト店員の肩にそっと手を置きました。

「大丈夫?よく落ち着いて対応したね」

店員は小さくうなずき、ほっとしたような表情を浮かべました。

その後、私が会計のためにレジへ向かうと、店員は少し震える声で、それでも笑顔を見せてくれました。

「いらっしゃいませ」

何事もなかったように仕事に戻る姿を見て、私は胸がいっぱいになりました。

一方的に怒鳴られても、感情的にならずに対応し続けた店員。そして、映像で確認できた事実だけを冷静に伝えた店長。

思い込みで相手を責める前に、まずは自分でも確かめることが大切なのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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