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日本人も多い英2部EFLが声明!プレミアリーグとの収益格差に強い危機感…「資金の配分と使われ方が問題」財務改革を要求

  • 2026.10.14

イングランドの2部~4部リーグを運営するイングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)は13日、独立サッカー規制機関(IFR)が公表した「フットボール界の現状に関する報告書」の草案について声明を発表した。

EFLは、プレミアリーグと2部チャンピオンシップの間に生じている深刻な収益格差に改めて警鐘を鳴らし、資金配分の見直しと実効性のある財務規制を求めた。

報告書の草案についてEFLは、これまで一貫して訴えてきた懸念を反映していると評価。なかでも問題視したのが、増加するサッカー界の収益が各カテゴリーに不均衡に配分されていることだ。

この格差は、近年多くの日本人選手がプレーするチャンピオンシップとプレミアリーグの間で特に顕著となっており、クラブ間の競争環境をゆがめる要因になっているという。

EFLは、こうした構造的な問題がクラブの損失や負債の増加、オーナーによる資金援助への過度な依存を招き、イングランドサッカー界全体の持続可能性を脅かしていると指摘。昇格を目指すクラブにとっても、上位カテゴリーとの経済的な隔たりは大きな課題となる。

EFLは、プレミアリーグの成功と下部リーグを含むサッカーピラミッド全体の繁栄は両立できるとの立場を示し、問題は資金の総額ではなく、その配分と使われ方にあると強調した。

ただし、収益の再配分だけで問題が解決するわけではない。追加資金が人件費などのコスト増に吸収されないよう、損失削減や財務リスク管理を徹底し、実効性のある規制を整備する必要があるとしている。サポーターとの対話やガバナンスの改善も改革の柱に位置付けた。

EFLは今後、加盟クラブとの協議を経て報告書への正式な回答を提出する。短期的にはプレミアリーグおよびIFRとの協議を通じ、サッカー界全体の利益となる財政面の合意を目指す方針だ。

収益格差を放置すれば、クラブの経営基盤だけでなく、イングランドサッカーのピラミッド全体の競争力にも影響しかねない。今回の声明は、長年の課題となっている資金配分の改革を急ぐEFLの危機感を改めて示すものとなった。

筆者:奥崎覚(編集部)

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画像提供:Getty Images

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